靴の宅配クリーニングおすすめ4社を解説、革靴やスウェード・ブーツもキレイに

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スウェード地のブーツ

いつも履いている靴は、ホコリをかぶったり、雨に濡れたりととても汚れやすいです。それと同時に、自宅でクリーニングするのは難しいアイテムでもあります。

特に、革でできた靴は水洗いをするとシミになってしまいます。専用のケアクリームなども発売されていますが、適切な使い方をしないと汚れの上からクリームを塗ってしまうことになり素材が傷んでしまいます。

クリーニング店を利用しようにも、取扱店が少なくかさばる靴を運ぶのは面倒です。今回は、自宅で靴を梱包して発送するだけで洗浄が可能な、靴の宅配クリーニングを4社ご説明します。

宅配クリーニング業界最大手のリネットが運営する「くつリネット」皮革・ブランド商品を専門に扱う「リナビス」、全国に8,000店舗以上を展開するクリーニング店が取り扱う「ホワイト急便」、そして特殊・高級製品を専門に扱う「アルスクリーニング」です。

靴のクリーニングを選ぶ際のポイント

靴をクリーニングにするときには、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。

  • 多くの靴は水洗いができない
  • 雨ジミ・擦り傷はプロの手でも難しい
  • 正しい保管方法でないと、カビのリスクも

これらのポイントに関して、詳しく説明します。

革靴は水洗いはシミや痛みの原因に

靴を洗う際に一番重要なのが、靴の素材です。スニーカーなど布地の靴は水洗いができるので、自宅で簡単に石鹸や専用洗剤で洗えます。

最近はコインランドリーにも、専用の洗濯機・乾燥機が完備している場合もあります。靴用洗濯機を使えば、1時間もかからず洗浄から乾燥までを終わらせられます。

しかし、革でできたものは自宅で水洗いはできません。革製品は水に弱く、シミになってしまったり、繊維が固くなって型崩れを起こしてしまったりします。

ヌメ革は、表面にコーティングがされていないので水による劣化が激しいです。大事な靴ほど、水に濡れてしまうものを避ける必要があります。

革靴が汚れたとしても、水をかけてキレイにするのはよくありません。乾いた布で汚れを拭き取り、ブラッシングで毛並みを整え、クリームで栄養補給をするという工程が重要です。

汚れがついた場合や長期間収納する前にクリーニングを利用すれば、お気に入りの靴を長く使い続けられます。

雨ジミは補色作業で目立たなくする

革やムートン・スウェードなどの靴は、雨に濡れるとシミになったり、たくさん履くことで擦り傷ができたりします。これらはプロの手でも元に戻すことは難しいとされています。

そのかわりに、どうしても取れなかったシミや傷を目立たなくする技術があります。補色と呼ばれている方法で、色が変わってしまった部分を上から染料で染めることでシミを目立たなくします。

靴本来が持つ風合いが変わってしまわないように、職人さんが1足ごとに染料を調整し、仕上げていきます。

一般的なシミ抜き剤では取れないようなシミや傷みでも隠してくれます。返却された靴は、新品のように美しくなった状態になります。

靴をクリーニングに出す場合は、補色作業ができる職人さんが取り扱ってくれるのかは重要なポイントになります。

小さなお店では、一般シミ抜き以上の作業を行ってくれない場合もありますので、事前にホームページなどで確認してください。

保管方法が間違っているとカビの原因に

靴は履いている時はもちろん、履かない時の保管方法も重要です。保管中の靴は湿気が大敵となります。靴を湿度の高い所に長いあいだ閉じ込めておくと、カビが生える原因となります。

靴箱や、購入時の箱に入れて靴を保管している場合は特に注意が必要です。履いたあと洗浄せずにそのまま保管していると、残った汚れが菌やカビのエサとなります。

汚れた状態で暗く湿った場所に入れっぱなしにしていると、カビや菌は増殖し続けます。取り出した時には真っ黒、なんて事態になりかねません。

オフシーズンになった靴の管理ポイントとして

  • 履いた時の汚れを残さない
  • カビ・菌のもとを残さない
  • 湿度が高くなるのを防ぐ

があります。履き終わった靴はクリーニングを利用して汚れを落とし、カビや菌のエサをなくしてしまうことがおすすめです。

湿度が高くなりすぎないように、こまめに靴箱や保管用の箱を開けたり、除湿剤を利用したりすることも重要です。

靴のクリーニングを取り扱っているお店では、履かない期間中は専用の管理庫で預かってくれる保管サービスを取り扱っている場合もあります。

靴のクリーニング3社を比較

ムートンブーツ

今回は、くつリネット、リナビス、ホワイト急便、アルスクリーニングを比較します。

それぞれ4社の特徴を簡単に比べると

  • くつリネット:さまざまなオプションが利用可能
  • リナビス:高級ブランド品専門の高品質クリーニング
  • ホワイト急便:高級クリームを使って職人が手仕上げ
  • アルスクリーニング:安い価格で靴クリーニングが利用できる

となっています。

靴を宅配クリーニングで洗うメリットや、実際の4社のサービス内容について説明します。

靴を宅配クリーニングで洗うメリット

宅配クリーニングとは、宅配業者が自宅まで品物を引き取り・お届けしてくれるクリーニングサービスです。

自分の都合の良い時間に利用できたり、コンビニ発送を選べば24時間利用できたりする点から、忙しくてクリーニング店の営業時間に間に合わない方でも大丈夫、と話題になっています。

また、品物をお店まで持っていく必要がないので、出かけるのが難しい高齢の方や子育て中の方でも簡単に使えます。

靴を洗うために宅配クリーニングを利用するメリットとしては、以下の点が挙げられます。

  • お店まで靴を持っていかなくても良い
  • 近くに靴のクリーニング店がなくても全国から利用できる
  • 保管サービスを使えば、履かない靴の管理も楽

まず最初に、お店まで靴を持っていく必要がない点です。靴は大きくかさばりますし、重いものが多いです。それをお店まで持っていくのは面倒です。

宅配クリーニングは自宅まで配達員が引き取りに来てくれるので、かさばる荷物を持って出かける必要がありません。

次に、全国どこからでも利用できるのもメリットです。自宅近くに靴のクリーニングを取り扱っているお店がなくても、同じサービスを平等に受けられます。

保管サービスを提供しているお店があることもポイントです。保管サービスとは、数ヶ月の間使用しないものを専用の保管庫で預かってくれるサービスを指します。

専用の保管庫が用意され、温度や湿度が管理された状態で保存されます。オフシーズンの間にカビたり、日焼けで色落ちしたりしません。靴箱のスペースを節約することもできます。

指定した日時に自宅まで郵送してくれるので、管理も簡単です。

くつリネット、保管サービスが充実

リネット ロゴ

くつリネットは、宅配クリーニング業界最大手のリネットが運営する靴のクリーニングサービスです。

特徴は、オプションが豊富で、自分の希望するサービスを選ぶことができる点です。具体的には、3つのコースがあり、それぞれ内容が違います。

3つのコースは、

  • スタンダードコース
  • スペシャルコース
  • ライトコース

となっています。それぞれの内容の比較は以下のとおりです。

スタンダードコース スペシャルコース ライトコース
丸洗い
消臭・除菌加工
補色
起毛素材のシミ抜き・ブラッシング
撥水加工
おすすめ お気に入りの靴の洗浄に 大事な靴・雨対策をしたい靴に 定期的なメンテナンスに

初めて靴のクリーニングを利用する方におすすめなのはスタンダードコースです。基本的なケアを一通り行ってくれるので、こちらのコースの内容だけで十分綺麗になります。

大事な靴や、雨によるダメージを軽くしたい靴におすすめなのがスペシャルコースです。スタンダードコースに撥水加工がプラスされるので、水に濡れてもシミができにくくなります。

定期的に靴をメンテナンスしている方には、一番安価なライトコースがおすすめです。丸洗いと除菌・消臭加工のみを行ってくれます。大体3ヶ月程度の周期でメンテナンスしている方には、このコースで十分なんだそうです。

それぞれの価格は、以下の通りです。全て1足あたりの価格かつ、税抜価格となっています。

コース スタンダードコース スペシャルコース ライトコース
2足パック 6,480円 7,480円 3,480円
3足パック 5,980円 6,980円 2,980円
4足以上 4,980円 5,780円 2,480円

ライトコース+撥水加工、といった注文方法もできます。スニーカーやサンダルなど、起毛シミ抜き・ブラッシングは必要ないけれど撥水加工はして欲しい場合でも対応できます。

撥水加工のみ追加する場合は、1足につきコース料金+1,000円(税抜き)の料金となります。

また、くつリネットの大きなメリットとして保管サービスがある点があります。

リネットでは、靴を最大9ヶ月間預けておけます。専用の保管庫は、

  • 徹底的な環境管理
  • 紫外線の遮断
  • 定期的なホコリの除去

がされています。温度と湿度が24時間管理されているので、保管中にカビや菌が増えるリスクが抑えられます。紫外線にさらされることもないので、傷みにくくなります。さらに、定期的にホコリをチェックして拭き取ってくれます。

靴にとっては最適な環境で保管をしてくれます。料金は、1足につき1,000円+税となります。くつリネットでクリーニングをした方限定のオプションサービスです。

くつリネット公式サイトはこちら

リナビスならブランド物の靴もきれいに

リナビスのロゴ

リナビスは兵庫県にある老舗クリーニング店が運営する宅配クリーニングです。テレビ東京の人気番組「カンブリア宮殿」で紹介されたことから話題になりました。

一般衣類のクリーニングの他に、皮革製品・ブランド品専用のクリーニングサービスも行っています。

クリーニング可能なものが、

  • 革靴・ブーツ
  • スウェード
  • キャンパス生地

と幅広いのが特徴です。革でできた靴以外にも、ブランド品のスニーカーを洗ってもらえます。

リナビスでは、専門の工房と共同開発した「魔法の水と泡」で品物を一点ずつ洗います。革は水に弱く、水洗いをすると縮んだり硬くなってしまったりします。独自技術で洗うことで、元の品質を保ったまま汚れを落とせます。

乾燥方法にもこだわっています。靴の素材や部品などを見極めて、適切な時間や方法で乾かします。正しい方法で乾かすと、生地が縮みません。

修復・メンテナンス技術も高品質です。リナビスでは、最初の洗作業から最後の仕上げまでを全て職人さんの手作業で行っています。そのため、一日に受注できる件数を10件と決めています。

たくさん受注してしまうと、1点にかけられる時間や労力が減ってしまうからです。1日10個限定にすることで、常にハイクオリティなサービスが提供できるのです。

実際に、革靴の傷や剥げ、雨によるしみなどもキレイにしてもらえます。

リナビスの靴クリーニングの料金は、

  • 1足:17,000円+税

となっています。靴クリーニングコースには、傷や擦れの修復、色補正、仕上げがセットになっています。

ブランド物の靴で、特に大事にしたいものにおすすめの宅配クリーニングです。

リナビス 公式サイトはこちら

ホワイト急便、全国8,000店の技術を手軽に

ホワイト急便のロゴ

ホワイト急便は、全国に8,000店舗以上展開しているクリーニング店です。赤いハートマークが目印となっており、一度利用したことがある方も多いと思います。

店舗を中心としたサービスを展開していましたが、最近宅配クリーニングを始めたことでも話題を呼んでいます。宅配クリーニングでは、衣類の洗浄だけではなく、実際の店舗では取り扱わないアイテムにも対応しています。

それが靴のクリーニングです。ホワイト急便の靴クリーニングの特徴は、日本中でお店を運営する中で得た技術が存分に活かされている点です。

専門の職人が1足ずつ状態をていねいに確認します。洗いから仕上げの作業まで、全てが手作業で行われます。

靴は、それぞれ素材や汚れ方、使われ方が違います。同じ靴でも、使う人が違えば状態は全く変わってきます。それぞれに対応しながら、最も合った方法を選んでいくのが職人の技術です。

ホワイト急便の靴クリーニングには、2つのコースがあります。クリーニングを依頼したい靴の種類によって使い分けられます。

スタンダードコース
ビジネスシューズやパンプス・サンダル、スニーカー・ウォーキングシューズなどにおすすめのコース。シミがあっても、補色あるいは起毛仕上げつきなので、革靴やスウェード生地でも安心です。
ブーツコース
レザーブーツやムートンブーツ、トレッキングブーツなど専用のコース。補色または起毛仕上げつきです。ブーツの長さによって料金が変わることはありません。

それぞれのコースには、1足パックと2足パックがあります。2足パックの方が1足辺りの料金は安くなるので、季節の変わり目などにまとめて依頼するとお得です。

スタンダードコース ブーツコース
1足パック 4,860円 6,480円
2足パック 9,180円 11,880円

※税抜き価格

最終の仕上げ工程では、職人が一足ずつ、靴専用の高級クリームを塗り込んで仕上げをしてくれます。このクリームは、靴を保湿する効果のあるクリームです。

革靴などに使われる革は、私達人間の肌とよく似た性質を持っています。保湿するクリームを塗ることで、栄養を補給し美しさを保てるのです。

スウェードやムートンなどの起毛した素材は、ブラッシングをして、新品と同じような風合いを取り戻してくれます。

ホワイト急便くつクリーニング公式サイトはこちら

アルスクリーニングは、安さがメリット

アルスクリーニングは愛媛にある、高級品・特殊品専門の宅配クリーニングサービスです。

宅配サービスを利用することで全国各地から利用できます。

クリーニング工程では素材が傷まないようなこだわりがあり、乾燥機などを使わず1週間ほどかけてじっくりと自然乾燥をさせていきます。

乾燥機を使った乾燥は、機械の熱が品物にダメージを与えてしまうリスクがありますが、自然乾燥だとその心配はありません。

シューキーパーで形を整えながら乾かすので、型崩れのリスクも抑えられます。

あるスクリーニングのメリットは、価格の安さです。

リネットやホワイト急便では、1足4,000円以上かかりますが、アルスクリーニングだと3,000円前後、製品によっては1,000円でクリーニングを依頼できます。

スウェード地以外 スウェード地
スニーカー 1,000円 1,700円
紳士靴 1,500円 2,000円
ショートブーツ 2,500円 3,000円
ロングブーツ 2,800円 5,000円
パンプス 1,200円 1,500円
撥水加工 プラス500円

最も高いものでも、スウェード地のロングブーツの5,000円です。スウェード地以外のものならば、全て3,000円以内でクリーニングできるのでとてもお得です。

靴のクリーニングはどうしても費用が高くなってしまうので、安くで利用できるとありがたいです。

また、アルスクリーニングでは、靴のクリーニングの他に、修理も取り扱っています。履いているうちにすり減ってしまったかかと部分や、中敷きの交換、サイズつめなどを依頼できます。

料金も良心的な価格が並んでおり、

  • 紳士靴かかと:1,700円
  • 婦人靴かかと(小):800円
  • 中敷交換(紳士):1,200円
  • 中敷き交換(婦人):1,000円
  • サイズ詰め加工:800円~

となっています。

クリーニングのついでに気軽に修理をお願いできます。

4社のおすすめの使い分け方法

2つの選択肢で悩む女性

今回取り上げた3社の靴クリーニングはそれぞれに特徴があります。

3社ごとのサービスの内容に注目して、おすすめの使い方をご紹介します。

保管がしたいならくつリネット

今回取り扱った3社の内、保管サービスがあるのはリネットのみとなります。靴の保管サービスを利用することで、

  • 靴箱のスペースが圧迫されない
  • 保管中にカビ・菌が増えない

などのメリットがあります。

リネットならば、クリーニング料金プラス1足1,000円+税で保管もしてくれるのでおすすめです。

箱で靴を管理していると整理が大変だったり、定期的な換気が必要となります。保管サービスを利用すれば整理や換気の必要はありません。

衣替えのタイミングに自宅に届けてもらえるので、靴の入れ替えも楽になります。

くつリネット 公式サイトはこちら

高級ブランド製品ならリナビス

高級なブランド製品で、特に大事にしたい靴であればリナビスの利用がおすすめです。

リナビスの皮革・ブランドクリーニングは高く評価されていて、常に有名ブランドから依頼があるほどです。

他社と比べると値段が高いのデメリットもありますが、その分1足にかけられる時間や技術は多くなります。

革靴だけでなく、スエードやムートン製のもの、スニーカーにも対応しています。幅広い種類の靴を預けられます。

リナビス 公式サイトはこちら

安さならアルスクリーニング

価格を安く抑えてクリーニングをしたい方には、アルスクリーニングがおすすめです。

他の2社と比べて、料金設定が安く抑えられています。初めて靴のクリーニングをする方にもおすすめです。

スウェード地でない靴であれば、3,000円以内で洗ってもらえるのはとても魅力的です。

アルスクリーニングには、靴の修理サービスもあるので、大切な靴を長持ちさせたい方は、クリーニングと加えてメンテナンスを行うのもオススメです。

靴のケアに関する記事はこちら

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
宅配クリーニングの教科書は「むささび式部」が担当しています。宅配クリーニングのホームページを見てはお得で便利なお店を探すのに夢中。すぐ食べ物を服にこぼすので、効果的な洗濯方法も研究中です。

より良い情報をお届けするため、むささび式部 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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