シミ抜きできる宅配クリーニング 無料サービスとシミ専門店の実力を3社比較

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シミのついたシャツを着た男性

洋服につくシミは、水溶性、油性、不溶性をはじめとした様々な種類があり、それぞれの種類によって適した洗い方をしないとなかなかキレイに落ちません。

自分でシミ抜きの方法を調べてやってみても、きれいにシミを落とせなかったり、シミが広がってしまう可能性もあります。

どうしても落とせないシミは、クリーニング店に任せると適した方法で落としてくれます。

最近話題の宅配クリーニングでは、無料でシミ抜きを行うお店や、シミ抜きに特化したお店が増えてきています。

その中でも、人気の宅配クリーニング店3社の実力や料金を比較します。

今回比較するのは、以下の3社です。

  • リネット
  • リナビス
  • クリコム

宅配クリーニングの無料シミ抜きサービス どこまで落ちるの?

無料

宅配クリーニングとは、宅配業者が自宅まで衣類の集荷、配送を行ってくれるクリーニングサービスのことを指します。

自宅で衣類の梱包と発送をするだけでクリーニングが完了するので、忙しい方やたくさんの衣類をクリーニングしたい方の利用が増えています。

宅配クリーニングでは無料のシミ抜きサービスを行っている業者が数多くあります。

専門技術が必要なシミ抜きを無料でしてくれるのはありがたい一方で、本当にシミが落ちるのかという不安もあります。

今回比較する3社のうち無料シミ抜きサービスを実施しているのは、リネットリナビス、の2社です。

業界最大手リネットの無料シミ抜き 有料会員費が2カ月間無料に

リネットは宅配クリーニング業界最大手のお店で、30万人を超える会員が利用しています。

衣服の種類ごとに料金を設定しているので、日常で使うものを少しずつ出したい方でも気軽に利用できるのが特徴です。

安さもリネットの魅力の一つです。宅配クリーニングは店舗型のクリーニングと比べて割高なことが多いです。

しかし、リネットでは店舗型クリーニングと変わらない価格で、サービスを受けられます。

リネットの主な衣類の料金設定は以下の通りです。(税抜き価格です。)

  • ワイシャツ:290円
  • スーツ上:950円
  • スーツ下:660円
  • カーディガン:780円
  • ワンピース:1,230円

朝9時から夜の21時まで集配できる便利さもリネットの人気の秘密です。

安くて便利と話題のリネットでは、有料会員向けに無料シミ抜きサービスを行っています。

月額390円+税の会費をはらうことで、無料シミ抜きのほかに、ボタン修理や毛玉取りが無料サービスとしてついてきます。

有料会員になる必要があるなら、無料でシミ抜きがあっても意味がないと思われがちです。

しかし、リネットでは初めて利用する方に、2カ月間会員費が無料になる特典を付けています。

他にも初回利用時には、送料無料クリーニング全品半額といった特典もつくのでお得になります。

無料シミ抜きでは、検品時にシミが見つかれば、注文時に指定がなくても無料で落としてくれるサービスとなっています。

シミがある位置をわざわざ指定しなくても、きちんと落としてくれます。

それでもきちんと落としてくれるか不安だという方は、注文時の備考欄にシミの位置を記入しておくと担当者が念入りにチェックしてくれるので安心です。

実際に口コミでも、何も言わなくてもシミがキレイに落ちていたという声が数多くあがっています。

安くて便利なリネットの無料シミ抜きサービスですが、注意したい点もあります。

それは、時間が経って沈着したシミは落とせない可能性がある点です。

そもそも、衣類のシミは4つの層からできています。

  1. 皮脂や油ハネなどの油性のシミ
  2. ワインや醤油など水溶性のシミ
  3. 牛乳、血液などのタンパク質のシミ
  4. 墨汁、染料など繊維を染めるシミ

1がもっとも生地から浮いているために落としやすく、4が一番生地に密接したシミなので落としにくいとされています。

リネットの無料シミ抜きでは3のタンパク質のシミまでが対象となっています

生地を染める形でついたシミを薬剤で無理やり落とすことは、生地の傷みにもつながります。

シミ抜きをして欲しい衣類がある場合は、シミの原因がわかると無料シミ抜きサービスの対象かどうか判断しやすくなります。

他にもリネットの無料シミ抜き対象外の例として、以下のものがあげられます。

  • 墨汁
  • 水性ボールペン
  • ペンキ
  • パーマ液

これらのシミを取りたい場合は、より専門性の高いクリーニング店を利用する必要性があります。

また、油性や水溶性の落ちやすいシミでも、ついてから時間が経つにつれて落とすのが難しくなります。

完全に落とせなくなってしまう可能性もありますので、シミがついてしまった場合はできるだけ早くクリーニングに出すことをおすすめします。

リネット公式サイトはこちら

再仕上も無料で対応 リナビスのシミ抜きはベテラン職人の技

リナビスは、兵庫県にある創業50年以上の老舗クリーニング店が運営する宅配クリーニングです。

職人さんのきめ細やかなサービスが人気で、多くのリピーターがいます。

リナビスでは無料の8大サービスが最大の特徴なのですが、そのなかに「無料のシミ抜き」があります。

シミは様々な原因でできるので、シミ抜きするときの対応は相当な知識が必要になります。

また、シミの原因だけでなく、衣類の素材に関する知識も必要になります。

シミの原因と衣類の素材に合わせて最適な洗い方をしないと完全にシミを落とすことができません。

クリーニング店でシミ抜きをお願いすると、生地が傷んでしまったという声が多々口コミサイトにあげられています。

それらの生地の傷みは、素材にあったシミ抜きの方法を行わず、漂白剤で無理やりシミを目立たなくした結果、変色してしまったり生地が擦り切れてしまうのです。

リナビスでは職歴40年を超える職人さんが、その高い技術でていねいにシミ抜きをしてくれます。

汚れの段階や素材によって、20種類以上ある洗い方から最適のものを選んで洗浄し、シミ抜きを行います。

洗浄を行ったあとは自然乾燥で乾かすので、生地を傷めることもありません。

カシミアやシルクと言った高級な素材を使った衣類でも安心して預けることができます。

また、リナビスでは一度クリーニングした衣類の再仕上げを無料で行っています。

思っていた仕上げ方と違っていた場合や、シミが衣類に残っていた場合、もう一度洗ってもらうことができます。

その時の注意点として、再仕上げができるのは衣類が返却されて1週間以内のものに限られます。

1週間以上経ったものは、汚れの原因が特定できないため再仕上げの対応はしていません。

一度洗ったものでも、気に入らなければもう一度洗ってもらうことができるので、宅配クリーニングの洗浄に不安がある方におすすめのサービスです。

リナビスではパック型の料金設定がされています。

自分の出したい衣類の数に合わせて、コースを選び、注文します。リナビスが用意しているパックは全部で3つあり、

  • 5点コース:7,800円(1着あたり1,560円)
  • 10点コース:10,800円(1着あたり1,080円)
  • 20点コース:18,800円(1着あたり940円)

となっています。(税抜き価格)

たくさん出せば出すほど、1着あたりの料金はお得になります。

リナビス公式サイトはこちら

シミ抜き専門 クリコムの有料シミ抜きなら 古いシミや変色したシミも落とせる

シミのついたシャツ

クリコムは国家資格を持つ担当者がシミ抜きを担当する、シミ抜き専門の宅配クリーニングです。

年間3,000件以上のシミ抜き実績があり、その除去率は98,1%という高い数字を誇っています。

その人気の秘密が、通常のクリーニング店で行うシミ抜きとは違う特殊シミ抜きです。

着物店が多いことからシミ抜き技術が発展している京都の最先端のシミ抜き機を導入しています。また、定期的に呉服店と連携して勉強会を行うなど、常に技術を磨き続けています。

シミは、一般的についてしまってから時間がたつにつれて空気と触れて酸化します。酸化したまま放置しておくと、生地自体に変色が発生します。

クリコムでは酸化してしまったシミに部分漂白をかけ、細かな蒸気で熱してシミを浮かせていきます。

ていねいに時間をかけて漂白をしたあと、生地にあった染料で抜けてしまった色を足していくので、変色してしまったシミも目立たなくさせます。

漂白剤によるシミ抜きを行っているお店は多いですが、生地の染色まで行うクリーニング店はそう多くはありません。

クリコムの有料シミ抜きには、4つのコースがあります。

ポイントコース
2cm四方の範囲内のシミを落とします。1カ所:700円
エリアコース
袖や襟など部分的にあるシミを落とします。1カ所:3,500円
オールコース
衣類全体についたシミを落とします。1点:7,000円
アートコース
色落ちした素材の染色を行います。1カ所:2,000円

もっとも特徴的なコースが4つめのアートコースです。

こちらでは過剰な漂白などで生地が傷み、色剥げによって白く浮いてしまったシミを染色することで目立たなくするコースです。

他店では素材自体が染まってしまうシミは対応不可となることがほとんどですが、クリコムではシミ抜きができます。

自分でシミ抜きをして失敗してしまった服を持ち込む方も多いようです。

クリコムで、特殊シミ抜きを依頼する場合は、クリーニング料金+特殊シミ抜き料金が必要となるので注意してください。

シミ抜きをした後に、薬剤を洗い流す必要があるので、通常クリーニングが必須となります。

クリコムの主なクリーニング料金は以下の通りです。

  • ワイシャツ:300円
  • スーツ上下:1,500円
  • カーディガン:700円
  • ワンピース:1,500円

※料金は税抜き価格です。

特殊シミ抜きとの併用だけでなく、通常クリーニングのみの利用も可能です。

クリコム公式サイトはこちら

シミ抜きサービス3社 価格やシミ落ち 速さを比較

同じシミ抜きのサービスでも、今回取り上げた3社では対応や料金体系が全く違います。

そこで、シミの落ち方、価格、返却までの速さなどにポイントを当てて、比較をしました。

シミ抜きの実力比較 一番落ちるのは専門店クリコム

シミ抜きをクリーニング店に依頼する際に、一番気になるポイントが「本当にシミが落ちるのか」です。

シミ抜きが無料サービスだったとしても、きちんと取れていなければ意味がありません。

各社のシミ抜き技術について、比較を行いました。

リネット 無料シミ抜き
油性(皮脂、食用脂など)、水溶性(ワイン、醤油など)、タンパク質性(牛乳、血液など)のシミが対象。繊維を染めるシミ(墨汁、パーマ液など)は対象外
リナビス 無料シミ抜き
ファンデーションなどの化粧品のシミ、汗じみのシミ抜きが得意 ついてから時間が経過したものは落ちない場合もある。
クリコム 有料シミ抜き
古くなったシミにも対応。繊維が染まってできたシミも、漂白と染料で目立たなくできる。

最もたくさんの種類のシミに対応できるのはクリコムであるという結果になりました。有料サービスという条件の違いを考慮しても技術の高さが他の2店より優れています。

クリコムの場合、全てのシミ抜き職人が国家資格を持っているため、担当者によって技術のムラがないというのも魅力です。

実際クリコムに依頼されるシミ抜きは、他店で落としきれなかったものが多いそうです。過剰な漂白処理をされたものや、自分でシミ抜きしようと失敗してしまったものが主な例です。

無料シミ抜きのサービスでは落としきれないと判断した場合は、クリコムを利用することで確実にシミを落としてもらうことができます。

一番シミ抜き技術が高いのはクリコム 他店で落とせないシミや漂白で色落ちした衣類を出すのがおすすめ

シミ抜きサービス 一番安くて手軽なのは? リネットなら初回利用半額

シミ抜きサービスを利用するとなると気になるのが価格です。今回はワイシャツにシミをつけてしまった場合を想定して料金を比べてみました。

  • リネット:290円
  • リナビス:1,560円(5点パック利用時)
  • クリコム:1,000円(ワイシャツクリーニング300円、特殊シミ抜きポイントコース700円)

となります。もっとも安い値段でシミ抜きをしてくれるのはリネットです。

さらにリネットでは、初回利用の方はクリーニング全品が半額になります。

料金はワイシャツ1枚290円+税が、145円+税になります。

リナビスは、パック制の料金設定なので1点が割高になってしまいます。

パック制のデメリットは単価の低い衣類を出すと割高になってしまう点です。逆にメリットとして単価の高い衣類を出しても料金が変わらない点があります。

リナビスだと、ワイシャツの代わりにダウンコートを出しても、1着1,560円と変わりません。

リネットに出すと、ダウンコートは1点3,150円になるので、リナビスの方が1,590円お得です。

ワイシャツやブラウスなど単価の低いもの少量にシミをつけてしまった場合はリネット、コートなど単価の高いものたくさんにシミがある場合はリナビスを利用した方がお得になります。

シミ抜きサービス 返却までの速さは? 最短はリネットの翌日

必要な服にシミがついてしまった時、何日後に手元に戻ってくるかも気になるポイントとなります。

3社の返却までの日数を比較しました。

  • リネット:最短翌日(東京23区限定)
  • リナビス:最短5日
  • クリコム:約1カ月

リネットが一番速いという結果になりました。リネットでは有料会員向けに超速配達サービスがあります。

超速配達サービスを利用すると通常料金に300円+税を追加で支払うことで、18時までに預けた衣類を翌日の21時~24時の間に受け取ることができます。

通常の配達サービスでも最短2日後に届くので、他社よりもはやく受け取れます。

急いで返して欲しい衣類がある時は、リネットの利用がおすすめです。

衣類が速く戻ってくるのはリネット

シミ抜きサービス選び方のコツ シミや衣類の種類に注意

シミ抜きサービスを利用するときに、大事なのが企業選びです。

今回紹介した3社だけでも、シミ抜き方法や料金体系が違います。自分がどういう風にシミ抜きして欲しいのかによって依頼先の選び方も変わってきます。

主に注意するべき点は以下の2点です。

  • 衣類の種類
  • シミの種類

まず一つめの衣類の種類についてです。宅配クリーニングには2つの料金体系があります。

「服の種類ごとに単価が設定されている」場合と、「パックコースに料金が設定されている」場合です。

今回取り上げた3社の中では、リネットとクリコムは単価が設定されており、リナビスはパックコースを取り扱っています。

シャツやブラウスなど単価の安い衣類のシミ抜きをしたい場合は、単価設定がされているクリーニング店の方が安くなります。

一方、コートや礼服など単価の高い衣類のシミ抜きをしたい場合は、パックコースを利用した方が一着あたりの値段が安くなります。

クリーニングしたい衣類の種類と数に合わせて、依頼するお店を選ぶとお得になります。

2点めのシミの種類についてです。落としたいシミが油性や水溶性のシミであれば、リネットやリナビスの無料シミ抜きサービスで十分きれいになります。

しかし、漂白剤の色落ちや、墨汁、染料などのシミは繊維自体が染まってしまっているのでシミ抜きが難しいです。

また、ついてしまってから時間が経ってしまったシミは、例え落ちやすい油性のものであっても完璧に落とすのが難しくなります。

無料シミ抜きでは完全に落としきれない可能性がある場合は、シミ抜き専門のクリコムで特殊シミ抜きをすることで元通りになります。

自分がクリーニングに出したい衣類やシミの原因に合わせて、適切なお店を選ぶことが、お得かつ便利にシミ抜きサービスを利用するコツになります。

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