コインランドリーの使い方を解説 メリット・デメリットも

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コインランドリーの乾燥機

コインランドリーとは、店内に設置してある洗濯機や乾燥機を、利用者が自分で使って洗濯するスタイルの店舗のことを指します。

最近では、一人暮らしの方や、共働き家庭などの利用が増えています。そのニーズの増加に合わせて、コインランドリーも全国に数多く展開しています。

コインランドリーと言えば、以前は暗くて、不潔、盗難の不安があるなどのイメージが強かったのですが、最近では、明るく清潔で防犯対策もきちんとされているお店がほとんどです。

洗濯機が自宅にない方はもちろん、家の洗濯機と合わせて利用することで、衣類をより清潔に保ったり、洗濯代を抑えたりする効果があります。

コインランドリーの基本の使い方や洗えるもの、メリット・デメリットについてお伝えします。

コインランドリーの使い方 1回約300円 洗剤もいらなくて手軽で便利

コインランドリーに衣類を入れる女性

最近増えてきているコインランドリーですが、使ったことがある方はまだ少ないのが現状です。

以前の不便で不潔なイメージとは打って変わった、便利で清潔なサービスが提供されています。

コインランドリーにある機械 洗濯機だけ、乾燥機だけの利用もできる

コインランドリーには大きく分けて3種類の機械が置いてあります。

  • 洗濯機
  • 乾燥機
  • 洗濯乾燥機

洗濯機では衣類の洗浄を行います。自宅で洗濯物を干したい方は、洗濯機のみの利用ができます。

業務用の洗濯機を利用するので、大量の洗濯物を一度に洗うことができます。何日分かをまとめて洗濯する方におすすめです。

乾燥機は、既に洗濯が完了した衣類の乾燥を行います。家の洗濯機で洗濯したものを持ち込んで乾燥させることができます。

天気が悪い時でもカラッと乾燥させることができるので、梅雨時の生乾き対策にもなります。

洗濯乾燥機は、洗濯機と乾燥機が一つになったものです。最初に洗濯物を機械に入れてスタートボタンを押すだけで、洗濯と乾燥が完了します。

洗濯機から乾燥機に移す手間を省くことができますし、終了までの時間を短縮できるので、急いで洗濯を終わらせたい方におすすめです。

さらに、お店によってはスニーカー用ランドリーが置かれているコインランドリーもあります。

スニーカーは家で手洗いすると面倒ですし、乾燥に時間がかかります。

また、雨の中履いて濡れてしまった靴を放置すると臭いの原因にもなります。

スニーカー用ランドリーを使えば、20分ほどでスニーカーの洗濯が完了します。乾燥機も併設されているお店ほとんどなのでその場で乾燥させることもできます。

お子様の運動靴や上履きを洗う際にも便利です。

コインランドリーの利用手順 洗濯物とお金を入れたらボタンを押すだけ

主なコインランドリーの利用手順は以下の通りです。

  1. 洗濯物を機械に入れます。(きっちりとフタが閉まっていることを確認してください。)
  2. お金を投入口に入れます。
  3. スタートボタンを押します。(洗濯が開始されます)
  4. 洗濯機利用後に乾燥機を使う場合は、洗濯終了後に衣類を乾燥機に移します。

利用者がすることは、洗濯物とお金を機械に入れ、スタートボタンをおすだけです。

機械によっては、洗浄する水の温度や脱水の回数を指定することのできるものもありますので、ご自身が洗う衣類に合わせて選んでください。

コインランドリーを利用する時に必要なもの 洗剤は不要

コインランドリーを利用するときに必要なものは以下の通りです。

  • 洗濯したい衣類
  • お金(できれば100円玉で)
  • 洗濯ネット

最近のコインランドリーに置かれている洗濯機は、自動で洗剤を投入してくれるモデルが大半なので、洗剤を持っていく必要はありません。

コインランドリーで使えるお金は100円玉が主流です。両替機がないお店もあるので、あらかじめ崩して持っていくとすぐに利用できるので便利です。

お店によっては電子マネーに対応しているところもあります。ポイント還元がある電子マネーを利用すれば、現金を使うよりお得に利用ができます。

また、チェーン店ではプリペイドカードを販売しているところもあります。キャッシュバックがされるカードもあるので、継続的に利用する方にはおすすめです。

洗濯ネットは無くても洗濯することはできますが、使用することで衣服の絡まりや生地の傷みを軽減できます。

大切な衣類を長く着続けるためにも、洗濯ネットはあると便利なアイテムです。

洗濯ネットを使う場合は、大きすぎるネットに小さな衣類を入れてしまうとネット内で衣類が必要以上に動いてしまいます。

せっかく使う洗濯ネットの効果が薄くなってしまうので、適したサイズのネットを利用するようにしてください。

洗濯1回約400円 コインランドリーの利用料金は?

コインランドリーを利用する場合、かかる費用は機械を動かすための料金だけです。

ほとんどのお店では、料金は利用する機械の種類や容量によって決まります。

一人一日分の洗濯物は1,5㎏が目安だといわれています。家族4人分の洗濯物だと一日分で6㎏が目安ということになります。

コインランドリーに置かれている容量が10㎏以内の洗濯機は利用料金の相場が、300~500円となっています。

一人暮らしの方が2、3日分の洗濯をする場合や、家族の1日分の洗濯をする場合はこのサイズの洗濯機で十分です。

それ以上の量となる、一週間ためた洗濯や、7~8人分以上の洗濯をする場合はより大きなタイプの洗濯機の利用をおすすめします。

料金を抑えるために小さいサイズの洗濯機に衣類を入れすぎてしまうと、汚れが残る原因となるので注意してください。

コインランドリー料金の目安は以下の通りです。

小型洗濯機(10㎏以内):300~500円
およそ7、8人分の衣類が洗濯可能
大型洗濯機(20㎏程度):1,000~1,200円
シングル毛布3、4枚を洗濯可能
大型乾燥機(15㎏程度):100~200円
シングル毛布2、3枚が乾燥可能
洗濯乾燥機(10㎏程度):1,000~1,500円
およそ7、8人分の衣類が洗濯・乾燥可能

よほどたくさんの量でない限り、衣類の洗濯は一番小さな洗濯機で十分足りると思います。

冬物を洗いたい場合や、ふとんや毛布を洗いたい場合は大容量の洗濯機が必要です。

一度の予算としては洗濯、乾燥を含めて1,000円前後が目安です。

衣類だけじゃない 布団や毛布もコインランドリーで洗える

干された布団

コインランドリーには家には置けないような大型の洗濯機が設置してあるので、自宅では洗濯が難しいものも気軽に洗うことができます。

強力な乾燥機があるので、大きなものも短い時間で乾かせるのも魅力の一つです。

コインランドリーで洗うことをおすすめするものとして、

  • 布団
  • 毛布
  • カーテン

があります。

寝具やカーテンはクリーニングに出すとおよそ数千円かかりますので、費用を安く抑えることもできます。

大きなものを洗うときのコツとして、ちょうど良い大きさの洗濯機を選ぶことがあげられます。

特に、布団は大きすぎる洗濯機で洗ってしまうと型崩れをおこしてしまいます。

洗濯機内で、必要以上に動きすぎてしまわないように気を付けてください。大体、洗濯機内の9割が布団で埋まっている状態がベストです。

できれば布団を巻いた状態でひもで固定したまま洗濯すると、さらに動きを抑える効果があるので型崩れを防ぐことができます。

1時間が目安 コインランドリーでの洗濯にかかる時間

手軽で便利なコインランドリーですが、洗濯が終わるまでにかかる時間はどのくらいかが気になります。

一般的な衣類の洗濯にかかる時間の目安が、

  • 洗濯:30~40分
  • 乾燥:30~40分
  • 洗濯乾燥:50~60分

となっています。洗濯機と乾燥機を両方使う場合より、洗濯乾燥を使った方が速く仕上がるので、お急ぎの方は洗濯乾燥機の利用をおすすめします。

少し前までは、コインランドリーでは盗難が不安というイメージが強く、洗濯中もずっと店舗内で待っている方が大半でした。

しかし、今ではお店ごとに防犯対策がされています。

防犯カメラが設置されていたり、クリーニング店舗と併設されているお店では店員さんが常駐していたりします。

洗濯中にその場を離れても安心な仕組みが整備されているのです。

待っている間に買い物をしたり、一度家に帰ったりできて、時間の有効活用ができます。

コインランドリーを使うメリット 一人暮らしや共働きのライフスタイルに適応

自宅から近いところにあり、気軽に洗濯ができるコインランドリーには、たくさんのメリットがあります。

その一例をあげていきます。

洗濯機が無くても洗濯ができる
一人暮らしの方や、単身赴任中の方はわざわざ洗濯機を買う必要がありません。
周囲の住民に遠慮しなくていい
コインランドリーならに洗濯する時に時間帯や近所の人に遠慮をしなくて済みます。
乾燥機だけの利用が可能
梅雨や台風で雨が続く時や、布団の高温殺菌をしたい時に、乾燥機だけを使うことができます。
大きな物や、大量の洗濯ができる
大型洗濯機が完備されているので、自宅では洗えないものもまとめて洗えます。

洗濯をする時の悩みとして、一番よく言われていることが近所に遠慮して、夜洗濯できないということです。

一軒家ならまだしも、隣の方と住居が密接しているアパートやマンションでは夜遅くに洗濯機を動かすと苦情につながります。

日中に洗濯をすることが難しい一人暮らしの方や、共働きの世帯にとって、時間に関係なく洗濯ができるコインランドリーは便利です。

夜遅くまで開いているお店も増えているので、仕事終わりに洗濯をすることもできます。

また、乾燥機が家に無いという方にとってもコインランドリーは便利な場所となります。

梅雨や台風の時期で洗濯物が乾かない時に乾燥機を使うことによって、生乾きによる嫌なにおいを避けることができます。

筆者のおすすめは、花粉症の時期に布団を乾燥させることです。花粉が飛んでいるときに、布団を天日干しするとたくさんの花粉が布団についてしまいます。

夜にその布団で寝ようにも、アレルギー反応がでてしまいなかなか寝付けません。かといって、布団を干さずにおくと雑菌が繁殖する原因にもなります。

そこでコインランドリーの乾燥機を使うことで、花粉をつけることなく乾燥させることができます。

ご自身のライフスタイルに合わせた活用方法ができるのがコインランドリーの良い点だといえます。

コインランドリーのデメリット 継続的に使うと費用が高い

次に、コインランドリーのデメリットについてご説明します。

近所で簡単に洗濯ができるので便利と利用されているコインランドリーですが、使い続けると費用が家計を圧迫します。

1回の洗濯に1,000円程度かかりますので、毎日洗濯する方と週に3回洗濯する方の1カ月の費用を比べると

  • 毎日洗濯する方:30,000円
  • 週に3回洗濯する方:12,000円

となります。決して、安い値段ではないと思います。

洗濯機を購入するには初期費用が必要なので、手軽なコインランドリーは魅力的です。

しかし、ずっと使い続けるとなると、洗濯機を購入して自宅で洗濯をする方がお得になる可能性もあります。

最近は家電の価格競争も激しくなっているので、5㎏前後の洗濯機でしたら、5~6万円、安いものだと3万円ほどで購入することができます。

毎日洗濯する方であれば、1カ月分のコインランドリー代と洗濯機代が同額になります。

洗濯したい量や、頻度によってうまく使い分けることが、コインランドリー利用で損をしないコツだといえます。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
宅配クリーニングの教科書は「むささび式部」が担当しています。宅配クリーニングのホームページを見てはお得で便利なお店を探すのに夢中。すぐ食べ物を服にこぼすので、効果的な洗濯方法も研究中です。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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