夜の洗濯ってどうなの?外干しと部屋干しどっちが良い?おすすめの方法を解説
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日中仕事をしていると、洗濯する時間が夜になってしまうケースがとても多いです。最近では共働きの世帯が増えているため、バタバタ忙しい朝の時間よりも、夜落ち着いたタイミングで洗濯したい方が多数を締めているのです。
しかし、夜洗濯をするのは、
- 周りに気を使う
- しっかり乾くか不安
- 防犯上の問題が気になる
などの不安がある人も多いです。
また、夜に洗濯するとして、外干しするか部屋干しするかで悩む方もいます。
今回は、夜洗濯するメリットやデメリット、外干しと部屋干しどちらがおすすめかについてお伝えします。
目次
夜に洗濯した場合のメリット
洗濯は、日の出ている時間と思いがちです。しかし、夜に洗濯することで思わぬ恩恵を受けることもあるのです。
雑菌が増えることを減らしたり、排気ガスによる汚染をおさえられます。夜に洗濯した場合のメリットについて詳しくご説明します。
雑菌が増えることをおさえる
夜に洗濯することで衣類に付着する菌を減らすことができます。朝洗濯している家庭では、夜脱いだ服を朝まで洗濯せずに放置していることになります。
脱いだままの時間が長ければ長いほど、雑菌が生地の上で繁殖するとされています。
夜に洗濯すれば、脱いだ服をすぐに洗えます。菌が増える時間を与えません。
菌が増えると、衣類の匂いやカビの原因になります。脱いですぐ洗濯することで、清潔な状態を保つ事ができるのです。
排気ガスによる汚染を防げる
日中に洗濯物を干していると、車や工場から排出されるガスが衣類に付着します。特に、大きな工場が近くにある家や、大きな道路に面している家は要注意です。
夜の間は、日中よりも排気ガスの量が少なくなります。
余分な成分が衣類につきません。また、花粉なども夜は飛散量が少なくなります。
排気ガスによる、洗濯物の汚染が気になる方は夜の洗濯がおすすめです。
残り湯を使うと、汚れ落ちがよくなる
夜に洗濯をすることで、まだ温かいお風呂の残り湯を使って洗濯することができます。一般的な洗濯洗剤は、冷たい水よりもぬるま湯の方が洗浄力が高まります。
ただし、温度が高ければ高いほど良いわけではありません。大体お風呂の温度(40度前後)が適切だとされています。
普段残り湯を使って洗濯している方もいるかと思いますが、朝には残り湯は冷めてしまっています。その上、石けんカスや体の汚れが含まれているので、かえって衣類によくありません。
汚れを取るつもりが、汚れを衣類になすりつける形となってしまいます。
夜の残り湯がまだ温かいうちに洗濯することで、洗浄力を高められるのです。
残り湯を使うことで、洗剤の力を十分に引き出すことができます。しかし、すすぎには残り湯は向いていません。お湯に残っている雑菌が衣類に付着してしまうからです。
すすぎ作業だけは、通常の水道水で行うようにしてください。
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朝の忙しい時間帯が楽になる
夜に洗濯することで、時間に余裕を持って洗濯できます。朝は、何かと忙しく毎日バタバタしてしまいます。ゆっくり洗濯する時間を取ることは難しいかと思います。
あらかじめ、夜に洗濯すると決めて置くと、朝の忙しい時間を有効的に使えます。
時間が無い状態で焦って家事をすると、どうしてもイライラしてしまいます。朝気分良く一日をスタートできないと、その日一日のパフォーマンスが悪くなってしまいます。
また、時間に間に合わせようと朝早くから洗濯機を動かしていると、音が近所への迷惑となってしまう場合もあります。
騒音対策として夜の洗濯を避けているはずなのに、早朝に大きな音を出してしまっては本末転倒です。
一日をゆとりを持って過ごすために、洗濯は夜に回すという手段があります。
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夜に洗濯をするデメリット
夜に洗濯をすると、良いことがある一方で、悪い面もあります。夜間に洗濯物を干していると、防犯上の問題が発生したり、急な雨に気づけなかったりします。
夜間に行う洗濯のデメリットについてお伝えします。
防犯上の問題
夜に洗濯物を干していると、周囲の人間に「この家は昼間に洗濯物を干す余裕がない」と判断されます。つまり、「日中は不在だ」ということを伝えてしまうのです。
空き巣のターゲットとして目を付けられてしまう可能性があります。また、干している洗濯物そのものが盗まれてしまったり、いたずらされてしまう可能性もあります。
中には、干していた洗濯物に火を付けられるケースも合ったそうです。
洗濯物は干していることが外部から見えないようにするのが重要です。特に外干しする場合は、表の通りから見えない場所に干すようにしてください。
外干しできる場所が人目のつく場所しかない場合は、夜の洗濯はあらゆる面からおすすめできません。
虫・虫の卵の被害がある
夜に洗濯物を干している方がよく悩みとして上げているのが、「虫がくっついていた」あるいは「虫の卵が産み付けられていた」などのケースです。
程よい高さにあり、柔らかな生地の衣類は、虫が止まるのにちょうどよいのです。山や森、公園など緑が近くにある場合は特に虫による被害が多いとされています。
成虫であれば追い払えば良いだけですが、卵だとそうはいきません。卵は非常に頑丈にできています。もう一度洗濯しても取れない場合がほとんどです。
気づかないうちに来てしまう場合もあります。
虫が苦手な場合は、夜の外干しは避けた方が良いかと思います。
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騒音が気になる
洗濯機を動かす音は思っている以上に大きいものです。あまりにも遅い時間に洗濯していると近所トラブルへと発展する可能性もあります。
特に、集合住宅で洗濯機をベランダに設置している場合は要注意です。隣の家にダイレクトに音が伝わってしまいます。
夜の洗濯は遅くても21時までには終わらせることがおすすめです。
逆に、朝の時間帯でも早すぎるとトラブルに繋がりかねませんので注意してください。
夜の洗濯は外干しか部屋干しか
夜に洗濯を行う場合、個人的な意見を総合すると、「準備をした上で部屋干し」がおすすめです。夜間の外干しは、洗濯物が早く乾きますが、デメリットも大きいです。
部屋干しすることで、夜の洗濯のデメリットをおさえ快適に洗濯を行う事ができます。
通気性を良くすることでにおい対策
部屋干しを避ける人の多くが、生乾きの嫌なにおいを気にしています。
部屋干しすると、乾くまでに時間がかかります。じっくりと乾かしているうちに雑菌が増えてしまうのです。雑菌がエサを分解する時に出すガスが生乾きのにおいの原因です。
菌は、高温多湿な環境を好みます。夜間は部屋を締め切るために、湿気が外へ逃げません。保温性も高く、菌にとっては部屋干しした空間はとても居心地のよい環境になるのです。
湿気が長くとどまることで、衣類にカビが生えてしまうこともあります。
しかし、原因がわかればニオイ対策をすることだって可能です。
- 湿気を取る
- 通気性を高める
これらに注意することで外干しと同じように、すっきり乾かせます。
除湿乾燥機がおすすめ
部屋干しにおすすめの家電が、除湿乾燥機です。
空気中の湿気を取りながら、風を当てて洗濯物を乾かしてくれます。夜間の洗濯だけでなく、雨や雪の日の洗濯・花粉が飛んでいる時期の洗濯にもおすすめです。
洗濯物を乾かすことが目的の家電なので、外干しするよりも早く乾くこともあります。
音もそこまでうるさくなく、扉をしめてしまえばわかりません。お隣に聞こえてしまうこともないです。
ただし、部屋全体が乾燥機の温風に包まれるので気温が高くなります。ワンルームや寝室での利用はおすすめできません。
サーキュレーターで空気を循環
除湿乾燥機の利用が難しければ、サーキュレーターの使用もおすすめです。
サーキュレーターは、見た目は扇風機と似ています。が、その効果は扇風機とは違っています。
扇風機は体感温度を下げるために、人に直接触れる風を想定しています。そのため、広い範囲に風が広がるように考えられています。
しかし、サーキュレーターは室内の空気を循環させることが目的で作られたものです。直線的な風を送ることで、室内の空気がかきまぜられるのです。
室内の空気が循環することで、洗濯物を早く乾かすことができます。
また、サーキュレーターには冷房・暖房の効果を高めることも可能です。
暖かい空気は上に、冷たい空気は下に向かう性質があります。暖房であたためた空気は天井付近にたまってしまいますし、冷房から出た冷気は足元を冷やしてしまいます。
サーキュレーターを使うことで室温を均等にできます。
部屋干しだけでなく、いろんな場面で役立てられます。除湿乾燥機よりも安い値段で購入できるのでおすすめです。