UVカット加工の服は洗濯しても効果は続く?ユニクロ製品のお手入れ方法を解説

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ユニクロのUVカット衣類

日差しの強い季節になってくると、とても重宝されるアイテムがUVカットされた衣類です。わざわざ日焼け止めを肌に塗る手間なく、手軽に紫外線から肌を守ることができます。

着るだけで紫外線カットできる衣類はとても便利ですが、一方で気になるのが効果の持続性です。何度か洗濯するうちに、日焼け止め効果が落ちてしまうのでは無いかと心配になります。

本記事では、UVカット加工がされた衣類の効果の持続性やお手入れ方法についてお伝えしていきます。主に取り上げるのは、近年多くの方が使用しているユニクロのUVカットシリーズです。

ユニクロのUVカット加工には2つの種類がある

服に疑問を感じる女性

ユニクロのUVカット加工には、実は2つの種類があります。衣類に紫外線を吸収する薬を塗りつける方法と、繊維そのものに紫外線を反射する素材を活用したものです。

一般的なUVカット加工の衣類には、紫外線吸収剤による加工が行われています。素材そのものが紫外線を反射する加工方法を採用している会社は少ないです。

それぞれの特徴についてお伝えします。

紫外線を吸収する加工方法

まず1つ目は、衣類の素材に紫外線を吸収する成分を浸透させる方法です。この方法は、比較的簡単にできるために多くのUVカット加工製品に使われています。

服の素材が紫外線を吸収してしまうので、肌まで届きません。そのため、日焼けすることを防ぐことができます。

この方法を使えば、比較的安価に衣類を作ることができます。しかし、UVカット効果が落ちやすいデメリットもあります。

製品の表面に加工をしているので、洗濯を繰り返すうちに少しずつ加工成分が取れてしまうのです。ユニクロの公式サイトでは、10回の洗濯には耐えられると明記されていますが、実際には10回以上洗濯する方の方が多いと思います。

そのため、着用しているうちにUVカット効果が落ちてしまい通常衣類と変わらない状態になっている場合があります。

UVカット加工を持続させるためには、別途衣類用のUVカットスプレーなどを併用する必要があります。

素材そのものが紫外線を反射する加工方法

日焼け

製品にあとからUVカット加工を行うのではなく、素材そのものが紫外線を反射する製品もあります。ユニクロでは、衣類の原料として紫外線を反射する素材を練り込んでいるものもあります。

繊維にセラミックやチタンなどの無機物質を練り込むことで、紫外線を弾くことができます。素材そのものが紫外線を反射するので、洗濯によって効果が落ちてしまうことはありません。日焼け止め効果が長持ちするとされています。

また、太陽光には紫外線以外にも様々な光線が含まれています。紫外線反射素材は、これらの光線が肌に届くことも防いでくれます。紫外線だけでなく、太陽光による暑さも防ぐことができるのです。

熱い夏にはもってこいの素材となっています。

服を選ぶ時の基準、UPF

汗をふく女性

ユニクロが各UVカット加工衣料に明記している指標が、UPFです。これは、衣料品に表示される紫外線保護指数のことをさしています。

UVカットに関わる指標といえば、日焼け止めの強さを示すSPFがあります。SPF値で日焼け止めを選んでいるかたも多いかと思います。

簡単にいうと、UPFは衣類版のSPF値です。

SPF値
肌が黒くなる原因である紫外線B波(UVB)から肌を守る効果の指標のこと。値が大きいほど、紫外線B波による炎症を防ぐことができる。
UPF
衣類がどれだけ紫外線を防ぎ肌を守ってくれるかの指標。値が大きいほど、紫外線が肌に影響を与えるまでにかかる時間がながくなる。

衣類の種類によってUPF値は違っています。どのUVカット衣類を買うか悩んでいる方は、UPF値を参考にして選ぶ方法もおすすめです。

UVカット加工の持続性と洗濯方法

紫外線を気にする女性

UVカット衣類を購入すると気になるのが、その効果の持続性です。先程もお伝えした通り、加工方法によって効果の持続性は異なります。

長持ちさせるためには、優しい洗い方をする必要があります。それでも、何シーズンも効果を持続させることは難しい場合もあります。劣化してUVカット効果がなくなる前に新調するのがおすすめなものもあります。

紫外線反射素材の効果は落ちない

UVカット加工の方法が、繊維に紫外線を反射する素材を練り込んだものなのであれば、効果はかなり長く続きます。

服を構成している素材そのものが紫外線を通さないので、効果が落ちることがないのです。この加工方法のものであれば、何度洗濯しても効果がおちることはありません。

一度購入すれば、長いあいだ使い続けることができるアイテムとなります。

パーカーなど何年も繰り返して使えるようなアイテムは、この紫外線反射素材を使ったものを買うのがおすすめです。

紫外線吸収剤は、洗濯によって落ちる可能性有り

衣類を洗濯する女性

一方、紫外線吸収剤を染み込ませた加工法は、製品の上から薬剤を塗布しているので洗濯を繰り返せば効果が落ちていってしまいます。

ユニクロの公式サイトでは、洗濯の回数を重ねれば段々効果が薄れる可能性があると明記されています。また、10回の洗濯でも効果が落ちないことは検証済みだとしていますが、夏場であれば10回以上洗濯することとなりそうです。

Q 洗濯すると、UVカット効果は弱まるの?

A 10回の洗濯でも効果が落ちないことを検証済み。

ただ、紫外線吸収タイプの加工は、洗濯の回数を重ねていくと、数年で徐々にその効果が薄れる場合があります。一方で、紫外線を反射するタイプの加工では、繊維に反射材が練りこまれているので、基本的に効果は半永久的に持続します。

ユニクロ公式サイトのUVカット製品紹介ページより

加工方法の都合上、どうしても効果が落ちてしまうのは避けられないようです。この加工方法の製品は、インナーなどの使用回数の多いものを購入して1シーズンで着倒してしまう方法が良いかもしれません。

効果を長持ちさせる洗濯方法

ワンピースを入れた洗濯ネット

衣類表面に施された加工を少しでも長持ちさせるためには、繊維や生地が傷まない洗濯をする必要があります。

そのためにおすすめなのが、洗濯ネットを使った洗濯方法です。洗濯ネットは、特定の衣類を他の洗濯物と分けてあらうことができます。

実は、衣類をそのまま洗濯機に入れると大きな負担がかかります。ほとんどの洗濯機は、衣類をぐるぐるとかき混ぜながら洗います。その時に外の衣類とぶつかったり絡まってしまうので、摩擦が起き繊維が劣化しやすくなるのです。

摩擦によって、UVカット加工がはがれやすくなってしまいます。ネットに入れて洗濯することで、生地の劣化を防ぐことができるのです。

洗濯ネットを使う時は、その大きさに注意してください。大きすぎても、小さすぎても効果が半減してしまうのです。

ネットが大きすぎると、ネットの中で衣類が動きすぎてしまうため結局摩擦が起こってしまいます。また、小さすぎると衣類の可動域がぐんと狭まるので汚れを十分落とすことができなくなるのです。

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