雪の日の洗濯はどうするのが良い?部屋干しのニオイ対策も合わせて解説
※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
冬のお洗濯で悩んでしまうのが雪が降ってしまった時の対策です。
雨と同じく、雪が降っている中で外干ししていると雪が洗濯物に付着してしまいます。雪には、地上にまで降ってくる過程で、空気中のチリが混じった状態となっています。
それが洗濯物についてしまうと、せっかくキレイに洗った衣類がまた汚れてしまいます。
本日は、雪国にお住まいの方が実践している雪の日の洗濯方法についてお伝えします。
目次
部屋干しが最も一般的
雪が降った場合に最も多くの家庭で実践されている洗濯方法は部屋干しです。
室内に干すと、天気に左右されずに洗濯できます。しかし一方で、部屋干しは衣類に臭いがついてしまうリスクもあります。
部屋干し臭を上手に回避しながら部屋干しする工夫が必要です。
においの原因は雑菌
部屋干しすると洗濯物がにおってしまうのは、雑菌が繁殖してしまうのが原因です。
菌は、高温多湿な環境を好みます。部屋の中は温度が高く、閉め切った中で濡れた洗濯物を干すと湿気の逃げ道がなくなって湿度も高くなります。
そうなると、部屋干し中は菌にとって、都合の良い空間となってしまいます。
雑菌が増えると、嫌なにおいが洗濯物からするようになります。雪の日に、生乾き臭がしないように部屋干しを行うためには、雑菌対策が必要となります。
除湿乾燥機の使用がおすすめ
部屋干しをする時に、もっとも簡単で効果のある方法は、除湿乾燥機を使うことです。除湿乾燥機は、洗濯物が乾くように熱風を送ってくれるだけでなく、部屋の中の湿気も取り除いてくれます。
除湿乾燥機一つで、湿気をとりつつ、洗濯物が乾く時間を短縮してくれるので効率も良くなります。雑菌は、時間が経てば経つ程増えていくので、洗濯物が乾く時間が短くなればその分増える量も抑えられます。
除湿乾燥機が一つあれば、雪の日だけでなく、
- 梅雨の時期
- 台風の時期
- 花粉が飛ぶ時期
- 夜間の洗濯
などで活用できます。一つあれば、洗濯の幅が広がり、家事が格段に楽になるので、おすすめの家電です。
エアコンの除湿モードでも代用可能
除湿乾燥機がない場合は、エアコンの除湿モードでも代用できます。大抵のエアコンには除湿モードが搭載されています。
除湿モードでは部屋の中の湿気た空気をエアコンに取り込み、水分を取り除いた空気を取り入れてくれます。
部屋干しを目的としたモードではないので、除湿乾燥機ほどの効果はありませんが、何もしないよりは格段に洗濯物の乾きやにおいをおさえられます。
すぐに除湿乾燥機が用意できない場合や、ワンルームにおすまいの場合はエアコンの活用がおすすめです。
最近では、エアコンに直接設置する、部屋干し用物干し竿が販売されています。こちらを活用すると、エアコンから出てきた乾いた風を効率的に洗濯物にあてられます。
ただし、エアコンの掃除が行き届いておらず、カビが発生している場合は、洗濯物にカビが付着したり、かび臭くなってしまう場合もあります。
もし、エアコンがかびくさいと感じた場合は、部屋干ししても悪影響となってしまうので注意してください。
サーキュレーターの使用もおすすめ
除湿乾燥機がない場合は、サーキュレーターを活用するのもおすすめです。
サーキュレーターは、扇風機と違って直線的な風を送り、室内の空気をかきまぜるのが目的の家電です。室内に空気の流れができると、直接風を当てるよりも効率よく洗濯物を乾かせるそうです。
サーキュレーターは、一度購入しておくと、部屋干し時以外にも、冷暖房の効果を高めることもできます。空気は温度によっておもさが変わります。温かい空気は軽いので上に行き、冷たい空気は下へとたまります。
空気の流れがない状態だと、冷房をいれても冷たい風は下へとたまり、足元が冷えてしまいますし、暖房をいれてもあたたかい空気は上へと行って顔周りばかりが暑くなってしまいます。
サーキュレーターを使って空気をかき混ぜておくと、室温を一定に保てます。
室温の管理にも役立つので、おすすめの家電です。
もし、サーキュレーターがない場合は、扇風機でも代用できます。しかし、扇風機はサーキュレーターと違って、広範囲に風を届けるように作られたものなので、効果は少し落ちてしまいます。
扇風機を代用として使う場合は、できるだけ首を上に向けると、より室内の空気に流れを作れます
コインランドリーで乾かす
コインランドリーの乾燥機を使って衣類を乾燥させる方もいます。
少し前までは、コインランドリーは、暗い・汚い・怖いなど良くないイメージがつきがちでした。しかし、現在の、コインランドリーは最新機種の洗濯機が置かれ、明るく清潔なお店ばかりです。
防犯カメラが設置され、防犯対策もキッチリされているので、女性一人でも安心して使えます。
コインランドリーの活用法
雪の日にコインランドリーを使う時のおすすめは、乾燥機だけ使う方法です。自宅で、洗濯して濡れた状態の衣類をコインランドリーまで運び、乾燥だけさせると費用もおさえられます。
多くのコインランドリーは、乾燥機だけの使用が可能です。1回100円前後で20分程度利用できるので、濡れた洗濯物を乾燥機に入れて待っているだけで乾燥が終了します。
コインランドリーによっては、クリーニング店を併設していて、店員さんがこまめに見回りに来てくれる店もあります。防犯対策がキッチリしているお店の場合は、乾燥させている間にお店の外にでて、買い物を済ませたり、用事を終わらせることも可能です。
コインランドリー自体がスーパーなどの近くにある場合が多いので、買い物を済ませるついでに洗濯も完了してお手軽です。
乾燥機だけならば、洗濯をあわせて行うよりも安くで済むのでお得です。
コインランドリーを利用するメリット
コインランドリーを利用するメリットは、
- 強力な乾燥機で乾かす事ができる
点にあります。コインランドリーに置かれている乾燥機は、業務用の大きなものです。高温な風を衣類全体に当ててくれるので、
- 殺菌効果
- ダニ対策
- ふんわりとした仕上がりになる
などの効果を得られます。
ダニや菌は熱に弱く、高温の環境におかれると死んでしまいます。乾燥機で温風をあてると、しっかりと殺菌できるので、部屋干し臭がすることはありません。
また、ダニ対策もできるので、小さなお子様やアレルギー体質の方にとっては、アレルゲンを除去できるのです。
さらに高温で仕上げると、衣類をふんわりさせられます。
コインランドリーに設置してある乾燥機の威力は、家庭用の乾燥機ではなかなか再現できません。
あわせて読みたい:
布団をコインランドリーで洗う方法、水洗いと高温乾燥でアレルゲンを徹底除去
そのまま天日干ししてしまう方も
雪が積もっていても、少し晴れ間が見えたらそのまま外に干してしまうという方もいます。
部屋干しや、乾燥機の使用が嫌な方は、雪が降っていても合間をぬって外干ししてしまうそうです。
雪が降る日は、気温も下がり空気が乾燥していることが多いです。
空気がカラッとしているうちに干してしまうと、洗濯物が早く乾いてくれます。
ただし、気温が氷点下まで下がっている場合は、長時間外干ししていると洗濯物が凍ってしまってパリパリになってしまう場合もあります。
外干しする場合は、太陽が出ているのを確認してからにするのをおすすめします。
あわせて読みたい:
マフラーにクリーニングは必要なのか?おすすめの頻度や自宅での洗濯方法を解説