マニキュアが服についたときの対処法は?除光液を使ったしみ抜き方法

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こぼれたマニキュア

おしゃれアイテムとして、多くの人が使っているマニキュアですが、うっかり瓶を倒してこぼしてしまったことがある方も多いと思います。

マニキュアは、放置するとペンキのように固まってしまい、落とすのがとても難しい汚れになります。

もっとも確実な対処法は、クリーニング店に持ち込んでプロの技におまかせすることですが、マニキュアのシミは非常に頑固なので、プロでも落としきれないことがあります。

ですが、自宅にある除光液で応急処置をしておくだけでも、その後の汚れ落ちを格段に良くすることができます。

マニキュアがついてしまった時の対処法についてご説明します。

マニキュアが服についたら除光液で落とす

ネイルを塗る人

マニキュアが服についてしまった時に、一番簡単に汚れを落とす方法は、除光液を使う方法です。

除光液はマニキュアを落とすために使うものなので、服についてしまったマニキュアも、しっかり落とすことができます。

しかし、除光液は繊維に対する刺激が強く、使い方を間違えると服を台無しにしてしまう可能性もあります。

服に除光液をつけるまえに色落ちの確認を

衣類を洗濯する女性

事前に何の対策もせずに除光液を服につけてしまうと、色落ちしてしまったり、繊維が溶けて穴があいてしまったりする場合があります。

特に、色の濃い服や、柄の入った服は色落ちしてしまいやすいので、注意が必要です。

ついてしまったマニキュアに除光液を付ける前に、服の目立たないところで色落ちしないかどうかを確認する必要性があります。

方法としては、

  1. いらないタオルを用意して、除光液を少量つける
  2. 服の目立たないところに、タオルについた除光液を当てる
  3. 数回ポンポンと叩く
  4. タオルに色移りをしていないか確認する

いらないタオルは、できるだけ白いものや、色の薄いものの方が色移りしているのがわかりやすいかと思います。タオルがなければ、着古したTシャツなど、布地であれば何でも大丈夫です。

除光液はたくさんでなく、少しだけつけるようにしてください。除光液を浸透させるように、数回ポンポンと叩いて、タオルの色を確認します。

服の染料がタオルに移っているようなら、除光液でのしみ抜きはしないでください。無理に汚れを取ろうとすると、服に白い斑点ができてしまいます。クリーニング店でプロの手を借りるのが最善策となります。

また、色移りでなく、繊維に変化がないかも確認してください。明らかに傷んでいたり、繊維が溶けたりしていないか確認し、大きな変化がなければ、除光液を使ったしみ抜きを行ってください。

歯ブラシに除光液をつけてマニキュアを落とす

歯ブラシ

除光液を衣類につけるときには、歯ブラシを使った方法がおすすめです。マニキュアがついてから時間が経ってしまったり、一度洗濯してからだと、落とすことが難しくなります。

シミはついたらすぐ対応することが重要なので、できるだけ放置せず、早めにしみ抜きを行ってください。

  1. 除光液を歯ブラシに付ける
  2. 歯ブラシをついてしまったマニキュアの上からポンポンと当てる
  3. 除光液が十分ついたら、水で洗い流す
  4. いつもどおりの洗濯を行う

歯ブラシは使い古したものなどをつかってください。少量の除光液をつけたら、服についてしまったマニキュアの上からポンポンと叩いてなじませます。

汚れを落とそうとゴシゴシこすりつけてしまうと、マニキュアがついていない部分にまで除光液が広がってしまいます。

摩擦による傷みも生じてしまうので、こすらずに叩き込む感覚で、歯ブラシを動かしてください。

数回繰り返して除光液がなじんだら、ていねいに水で洗い流します。マニキュアがある程度落ちていることが確認できたら、通常通り洗濯をします。

古い歯ブラシは、洗濯用に一つあればとても役に立つアイテムです。

衣類のしみ抜きをするときは、繊細な生地を痛めてしまわないように、過剰な摩擦を減らした優しい動きが必要となります。

歯ブラシは、歯茎や粘膜など柔らかい部分が多い口の中に入れても問題が無いように作られています。もともとがデリケートな部分を磨くためにつくられているので、服の繊維にも傷をつけません。

衣類のしみ抜きをするときには最適な道具とも言えます。プロのクリーニング師さんも、歯ブラシを使ったしみ抜き方法を多数紹介しています。

たとえば、クリーニングの神様と言われ、他のクリーニング師にしみ抜き技術を教えている横倉靖幸さんも、歯ブラシを使ったしみ抜き方法を考案しています。

横倉さんが作った万能しみ抜き洗剤は、魔法水と呼ばれてテレビや書籍で紹介されています。

プロも愛用するアイテム、歯ブラシを使うことでより効果的に、マニキュアを落とすことができます。

注意点

マニキュアがついてしまった範囲が非常に小さい場合は、歯ブラシでは大きすぎる場合があります。

歯ブラシを汚れに当てようとした時に、汚れ以外の部分に歯ブラシが当たりすぎてしまう場合には、他の道具を使うことがおすすめです。

汚れが小さい場合には、綿棒が有効です。綿棒の先に除光液をつけて上から叩き込むことで、歯ブラシと同様の効果を得ることができます。

歯ブラシのときと同様、あまり強くこすらないように気をつけてください。

除光液を使ったしみ抜きができない服

手でバツ印をつくる女性

衣類の中には、除光液を使ったしみ抜きができないものもあります。除光液は、服に対して刺激が強く、色落ちしてしまったり、繊維が溶けてしまったりするものも多くあります。

デリケートな素材でできているものは特に傷みやすいのでクリーニングの利用がおすすめです。

除光液によるしみ抜きを避けた方が良い衣類を紹介します。

アセテートが使われた服は溶けてしまう可能性が

疑問を持つ女性

除光液には、アセトンと呼ばれる成分が多量に含まれています。アセトンは、油分を分解する効果があり、マニキュアのような塗料を溶かすのに適しています。

しかし、一方で手の表面の油分も分解してしまうので、乾燥肌を引き起こす原因にもなります。

アセトンは、アセテートトリアセテートなどの半合成繊維を溶かしてしまいます。アセテートは、肌触りがよく、保温性や吸水性に優れている素材で、
特に、女性が着用するフォーマルウェアやワンピース、ドレスなどによく使われています。ブラウスやセーターに使われていることもあります。

衣料品以外では、カーテンやメガネのフレームに使われていることもあります。除光液を使ってしみ抜きをする前には、その素材がアセテート製でないかどうかを確認してからにしてください。

色の濃い衣類も要注意

色とりどりのカシミヤニット

色の濃い服の場合も注意が必要です。除光液をつけることで色落ちしてしまうだけでなく、落ちた染料が、洗濯中に他の衣類に移ってしまうかもしれません。

特に新しい服の場合には、色落ちのリスクが大きくなります。事前に目立たないところで色落ちテストをしても、実際にシミになっている部分につけた時に染料が落ちないとは言い切れません。

柄が入っているものも要注意です。部分的に色落ちしてしまって、服を台無しにしてしまいかねません。濃い色の服のしみ抜きは、十分注意をしながら行ってください。

少しでも不安を感じたら、クリーニングの利用をおすすめします。

デリケートな素材のもの

クローゼットに入ったワンピース

シルクやカシミヤなど、デリケートな素材でできた衣類も注意が必要です。

自宅での洗濯が不可能なほど繊細な素材を使われたものや、自宅で洗濯はできても手洗いでないと難しいものは、無理に自分でしみ抜きせず、プロに任せることがおすすめです。

除光液には、アセトン以外にも多量のアルコールが含まれていることが多いです。

アルコールは生地を傷めてしまい、劣化を早くします。デリケートな素材でできている服には、高級なものや、お気に入りのものが多いかと思います。

ご自身の手で台無しにしてしまわない用にしてください。

マニキュアが服についてしまわないために

マニキュアを塗った手

マニキュアによるシミを防ぐためには、マニキュアが服についてしまわないよう注意することも重要です。

瓶の中身をこぼしてしまわないよう、こまめにフタをしめたり、汚れても良い服を着て塗るなどの工夫をするだけでも、トラブルを避けることができます。

瓶はこまめに閉めてこぼさないよう注意

マニキュアのボトル

マニキュアを塗っている間は集中していますし、スピード勝負の部分もあるので、ついついフタを開けっ放しにして作業に没頭してしまいます。

が、作業をしているうちに瓶が置いてあることを忘れてい、手があたってしまうことも多いかと思います。

指先にばかり集中してしまうのは仕方ないことですが、できるだけこまめにフタを閉めるようにしてください。

私自身もよくやってしまうのですが、塗り終わった後に安心して、フタを最後まで閉めずに放置してしまうことがあります。

爪にマニキュアを塗ったことに満足してフタの存在を忘れてしまい、後から気づいて慌てて閉めることもよくあります。

フタが中途半端に開いた状態だと、中身の劣化にも繋がりますし、こぼれてしまう可能性もあります。

汚れても良い服を着てマニキュアを塗る

服を着替えておでかけをする直前に、ネイルをあわてて塗ることもあります。でも、そうすると時間に追われて焦ってしまい、瓶の中身をこぼしてしまうことがあります。

せっかくおしゃれをしたのに、服にマニキュアをこぼしてしまっては気分も最悪です。

さらに、ワンピースやスカートなど、おしゃれな服には、アセテートが使われている可能性も高いです。アセテートが使われている服には除光液を使ったしみ抜きもできません。

着替える前の、時間に余裕がある時に、汚れても良い部屋着を着てマニキュアを塗ったほうが、シミを気にしすぎずにすみますし、出来栄えもきれいになります。

100円ショップのネイル保護グッズも利用

最近は、100円ショップに塗りかけのネイルを保護してくれるグッズも販売されています。爪の先に装着して、他の指やものに触れることを防ぐ、すぐれものです。

塗りたてで、まだ乾いていないネイルを不意に服や周囲のものにつけてしまうことは少なくありません。そうすると、服も塗ったネイルも台無しになるので、気分も落ち込んでしまいます。

乾かしている間の爪をしっかりと保護してくれることで、何をするにも指に気を使わなくてはならないストレスからも開放されます。100円で購入できる手軽さもメリットです。

しみ抜きに関する記事はこちら

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
宅配クリーニングの教科書は「むささび式部」が担当しています。宅配クリーニングのホームページを見てはお得で便利なお店を探すのに夢中。すぐ食べ物を服にこぼすので、効果的な洗濯方法も研究中です。

より良い情報をお届けするため、むささび式部 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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