サンダルについた黒ずみを家庭にあるアイテムで落とす洗い方、予防法も紹介
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夏場に履く機会が多いサンダルには、汚れやすいという欠点があります。特によくいわれるのが、ソールの部分に黒ずんだ汚れがついてしまうことです。足の指が当たる部分にも、汚れがつきやすいです。
この黒ずみは、洗ってもなかなか取れない厄介な汚れです。夏場はサンダルを脱ぐ機会も多く、黒ずんだソールを見られるのはとても恥ずかしいです。
今回は、自宅にあるアイテムで簡単にサンダルについた黒ずみを落とす方法を、お伝えします。
目次
サンダルの黒ずみの原因
サンダルに黒ずみがつく原因は、汗と皮脂です。サンダルは素足で履くことが多いので、汗や皮脂が直接ソールに付着してしまうのです。
足は、意外とたくさんの汗をかきます。一日の足の汗の量はコップ1杯分といわれます。その汗がすべてサンダルのソールに吸い込まれ、汚れやすくなります。
特にサンダルは、外部のチリやホコリが入りやすい構造です。汗で湿ったソールは、ホコリや汚れを吸着しやすく、酸化した汚れが黒ずみとして定着してしまいます。
さらに、サンダルには全体重がかかります。大きな圧力がかかり続けると、汚れが押し固められ、頑固で落としづらいものになるのです。
サンダルに黒ずんだ汚れがつく現象は、靴下につく汚れとよく似ています。
靴下は、よく黒っぽく汚れます。これは付着した汗や皮脂、土やホコリが原因です。サンダルのソールと同じく、一日中大きな圧力がかかるので、汚れが定着します。
靴下の黒ずみ汚れも、サンダルと同じように、とても頑固な汚れとして知られます。
洗う前に素材を確認する
サンダルを洗う前に、素材の確認を必ず行います。
素材によっては、水に濡れて縮んでしまったり、シミができてしまったりします。
特に注意してほしいのが、革素材のものです。サンダルの中には、全体が革でできたものや、部分的に革を使用したものがあるので、注意が必要です。
スウェード素材のサンダルも人気ですが、濡れシミができてしまうので、避けた方がよいです。
革素材のサンダルでも、ソールのみを拭き取り洗う方法があります。後ほど説明する、洗浄液をタオルや布につけてソールを拭き取るだけでも、十分黒ずみを落とせます。
革製品専用のクリーナーを、使う方法もあります。
家庭にあるもので黒ずみを落とす
サンダルについた黒ずみ汚れを落とすには、特別な洗剤は必要ありません。
家庭にある身近なアイテムで、十分落とせます。
サンダルの黒ずみを落とす洗い方を、お伝えします。
重曹を使って洗う
重曹水で、サンダルについた黒ずみを落とす方法もあります。
重曹は、弱アルカリ性の性質です。皮脂を分解する効果があり、サンダルの黒ずみ汚れに適しています。
サンダルを洗う手順は、
- 3~5%の重曹水を作る
- 布に重曹水をしみ込ませ、汚れが気になる場所を拭き取る
- 汚れが落ちたら、真水をしみ込ませた布で再度拭き取る
- 風通しのよい場所で陰干し
となります。
重曹水でサンダルを洗うメリットは、消臭効果がある点です。
重曹は、酸性のにおいを分解する効果があります。多くの方が悩む靴のにおいは、酸性のものなので、重曹を使うと消臭効果が得られます。
サンダル以外の靴も、重曹水に2~3時間漬け込んでおくとにおいが気にならなくなります。
おしゃれ着用洗剤で洗う
おしゃれ着用洗剤で洗う方法もあります。おしゃれ着用洗剤とは、デリケートな衣類に使われる中性洗剤を指します。
一般的な洗濯洗剤はアルカリ性が多く、洗浄力もとても高いです。しかし、素材に負担がかかり、衣類が傷みやすくなります。一方、中性洗剤は洗浄力はそこそこですが、生地に負担がかかりません。
デリケートな素材のサンダルにも、使用できます。
おしゃれ着用中性洗剤でサンダルを洗う方法は、以下のとおりです。
- あらかじめ、付着したホコリや土を落としておく
- ぬるま湯(お風呂くらいの温度)に中性洗剤を数滴たらす
- 2で作った洗濯液を布にしみ込ませる
- 汚れのついた部分を拭き取る
- 真水をしみ込ませた布でもう一度拭き取る
- 風通しのよい場所で陰干し
事前に付着したホコリや土を落とすには、靴用のブラシを使うと簡単です。
中性洗剤は、刺激が少ない点がメリットです。大事なサンダルや、デリケート素材のサンダルには、中性洗剤で洗う方法がおすすめです。
ボディーソープで洗う
サンダルを洗う方法の変わりダネに、ボディーソープを使う方法があります。
ボディーソープで、本当に汚れが落ちるか不安に思うかもしれません。しかし、本来サンダルについた汚れは、汗や皮脂が酸化したものです。
ボディーソープは、汗や皮脂を落とすために作られたものです。汚れとの相性がとてもよいのです。
ボディーソープでの洗い方は、以下のとおりです。
- 濡らした布にボディーソープをつける
- サンダルの汚れた部分を優しく拭き取る
- 布をすすいできれいな水をつけてしぼる
- ボディーソープがついた部分を再度拭き取る
- 風通しのよい場所で陰干し
ボディーソープは、どんなご家庭にもおそらくあるので、今すぐ実践できます。
ボディーソープだけでなく、石鹸で洗う方法も同様におすすめです。
漂白剤を使って洗う
漂白剤で、汚れを落とす方法もおすすめです。
漂白剤というと、シャツを白く保つイメージがあります。しかし、衣類についた汗や、皮脂汚れを分解して浮かせる効果もあるのです。
衣類だけでなく、サンダルにも応用できます。
漂白剤には、大きくわけて
- 塩素系漂白剤
- 酸素系漂白剤
の2種類があります。
塩素系漂白剤は、漂白力・消毒力がとても強いという特徴があります。医療機関で、消毒剤として使われる場合もあるほど強力です。その分、素材に大きな負担がかかります。
洗濯に使うと、衣類の色落ちや色移りの原因にもなります。
一方、酸素系漂白剤は、漂白力がそこまで強くありません。柄物や色物の洗濯にも使えます。
サンダルを洗うときは、負担が少ない酸素系漂白剤がおすすめです。
酸素系漂白剤での洗い方は、以下のとおりです。
- ぬるま湯に漂白剤を適量入れる
- ぬるま湯にサンダルをつける
- 30分~1時間ほどおいておく
- 水でよくすすぐ
- 風通しのよい場所で陰干し
酸素系漂白剤の量は、メーカー指定の量を守ります。つけ置き用の規定量が決まっているので、容器の記載を参考にします。
つけ置きしても汚れがまだ付着しているなら、柔らかい布を濡らして優しく拭き取ってください。
頑固な汚れには歯ブラシを使う
汚れが頑固でなかなか落ちないときは、歯ブラシでこすると落ちやすくなります。
気になる部分を、洗浄液をしみ込ませた歯ブラシで優しくこすります。力任せにすると、ソールが傷ついてしまいます。優しく、なでるように磨いていきます。
歯ブラシを使うと、毛先が生地の奥まで届きます。全体重がかかり、生地の奥まで到達した汚れをかき出せます。
汚さないためにできる工夫
サンダルの黒ずみ対策は、できるだけ汚れが付着しないよう工夫するのも大切です。
あらかじめ工夫して履くと、汚れもつきにくくなります。においも気にならなくなります。
簡単にできる、黒ずみ対策をお伝えします。
防水スプレーをかける
サンダルに靴用の防水スプレーをふきかけると、汚れが付着しにくくなります。
防水スプレーをサンダルに吹きかけると、生地表面をスプレーがコーティングします。水分だけでなく、汚れも弾いてつきにくくなるのです。
防水スプレーは、1シーズンで効果がきれる場合が多いです。サンダルに吹きかけるなら、履き始める前に一度スプレーすれば、その年は防水効果が持続します。
定期的に布で拭き取る
汚れが黒ずみ定着する前に、布で拭き取る方法もおすすめです。
黒ずんだ汚れは、汗や皮脂が酸化したものです。汗や皮脂が酸化する前に、濡れタオルなどで拭き取ると、黒ずみ汚れがつきにくくなります。
汗をかいたら、帰宅後サッとサンダルを拭くと、黒ずみ予防になります。
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