制服のスカートのプリーツを復活させるお手入れ方法、クリーニングは必要?

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制服を着た女の子

制服のスカートは、長い間着用しているうちにプリーツ(ひだ)が取れてきます。プリーツが取れた状態だと、形が崩れてだらしない印象を与えます。

キレイな状態のプリーツを保つためには、定期的なメンテナンスをする必要があります。

プリーツのメンテナンスなんて、クリーニング店のプロにしかできないだろうと思いがちですが、実はご家庭でも簡単にお手入れが可能です。

ただし、プリーツの状態がとても悪い場合はプロの技術に頼った方が簡単な場合もあります。シロセット加工という技術を使えば、取れかけたプリーツが復活、長持ちします。

本記事では、制服のプリーツスカートをきれいに保つ方法と、クリーニングで依頼できるシロセット加工について説明します。

家庭でできるプリーツスカートのお手入れ

制服をハンガーにかける女性

制服のプリーツスカートの多くはウールやポリエステルでできています。

ウールは、水分を含みやすい素材です。ウール製のプリーツスカートを湿度の高い空間にずっと座っていたり、雨にぬれたまま放置していると水分によってプリーツが取れてしまいます。

ポリエステルは熱によって、テカりやすい素材です。プリーツを保つためにアイロンをあてると、熱で素材が変異してテカってしまいます。

家庭での正しいプリーツスカートのお手入れ方法についてお伝えします。

アイロンでプリーツを復活させる方法

アイロン

ご家庭でスカートのプリーツを復活させるのなら、アイロンが簡単かつ効果的な方法です。

できればスチーム効果のあるアイロンの方が、生地がしっかり伸びるのでおすすめです。具体的は

  1. 洗濯表示を確認して、アイロンの適温を知る
  2. プリーツの1つ1つを整える
  3. あて布をしてアイロンがけをする
  4. きっちりと型がつくまで、干して冷ます

です。

アイロンを当てるまえに、必ず洗濯表示の確認を行ってください。スカートの素材によっては、低温でアイロンがけしないと生地が傷んでしまう場合があります。

いきなり高温で当てるのが不安な場合は、低温で様子を見てから徐々に温度を高くすると良いです。

スチームをしっかり当てると、生地が蒸気を吸って伸びやすくなります。折り目をはっきりとつけやすくなるので、実際にアイロンを押し当てる前にスチームを当てておきます。

よりくっきりとしたプリーツを復元するのであれば、洗濯バサミやクリップを活用することがおすすめです。

アイロンを当てるプリーツ部分を洗濯バサミでしっかりと固定してずれないようにします。折り目がずれた状態でアイロンが当たると、不要なシワがついてしまいます。

一度ついたシワはなかなか取れません。面倒かとは思いますが、1つずつプリーツをとめておくことで失敗を防げます。

あて布が小さいと、動かす間に折り目がずれてしまう可能性もあります。できれば、大きめのタオルなどを使うとずれません。

あて布をすることでテカリを防ぐ

困った顔の高校生の男女

制服の素材にアイロンを当てているとテカってしまったという悩みをよく聞きます。制服のテカリは、繊維が消耗したり、摩擦ですり減ることで起こります。

劣化した生地が光を反射するようになることで、テカって見えるのです。テカリは、ポリエステル製の制服に起こりやすいとされています。

とくにスカートは授業中座って摩擦が起こりやすいです。繊維が傷んでいることが多く、優しく取り扱わなくてはなりません。

アイロンを当てるときは、必ずあて布をするようにして下さい。

当て布はいらないタオルやハンカチなどで大丈夫です。スチームを当てるときは、あて布の上からでも十分効果があります。

テカリをおさえるためには、日々のブラッシングも効果的です。洋服ブラシで、さっとなでるだけでも寝た繊維を立たせられます。洋服ブラシは、豚毛や猪毛など獣毛製のものを使うと衣類に負担がかかりません。

テカリが目立ってきたときは、アイロンのスチームを当ててからブラッシングするのがおすすめです。

プリーツスカートを洗う時はたたむ

洗濯ばさみと洗濯ネット

制服が洗濯可能なもので自宅で洗っている場合、洗濯にも一工夫しておくとプリーツが取れにくくなります。

洗濯機を使って洗う場合、プリーツスカートをたたんで小さくした状態で洗濯ネットに入れて洗濯します。

制服サイズであれば、大体三つ折りにしてネットに入れておくと、洗濯中に不要な摩擦がかかりません。

ネットに入れずに洗濯すると、洗濯槽の中でスカートが動きまわり、大きな負担がかかります。水分と摩擦によってプリーツが取れてしまうのです。

手洗いをする場合も、三つ折りにした状態であらいます。ゴシゴシとこすらず優しく押し洗いをすると、生地が傷みにくいです。

干すときは、プリーツの形を整えてから干すようにします。スカート用のハンガーにかけて干しても良いですが、おすすめはピンチハンガーです。

ピンチハンガーを使って、筒状になるように干すと乾くまでの時間短縮にもなります。プリーツスカートは生地同士が重なっている部分が多いのでなかなか乾きません。

風通しがよくなるように、生地同士の重なりはできるだけ減らして干すようにします。

シロセット加工でプリーツを復活させる

様々な種類の制服

  • アイロンでは復元できないほどプリーツが取れてしまった
  • いちいちアイロンを当てるのは面倒

などのお悩みがある場合は、クリーニング店に任せることがおすすめです。

多くのクリーニング店には、折り目加工と言われるオプションサービスがあります。多くはスーツのセンターラインを入れるための技術ですが、プリーツスカートにも効果があります。

折り目加工の中でも一般的なのが、シロセット加工です。シロセット加工とは、髪にかけるパーマとよく似た成分の薬品を使って、生地に型をつける技術です。

衣類にかけるパーマ、シロセット加工

シロセット加工の原理

シロセット加工は、ウール製品に型をつけるためにオーストラリアで開発された技術です。

ウール製品は、私達の髪の毛ととても良く似た性質を持っています。髪にかけるパーマでは、薬品で髪をやわらかくしたあとにアイロンやコテで巻いてスタイリングします。

シロセット加工も同じように、薬品で生地をやわらかくしてから折り目をつけます。こうすることで、長期的に折り目が維持されるようになります。

あまり着用しない服であれば、1年ほどくっきりとした折り目が持続します。しかし、毎日着用する制服のスカートであれば、1シーズンくらいの持ちになるかと思います。

それでも、毎日のようにアイロンがけする必要もなくなり、きれいなプリーツを維持できるのでおすすめです。

シロセット加工は、多くの方がパンツのセンターラインを入れるために利用している技術です。プリーツスカートの場合、折り目をつける場所がパンツよりも多くなります。

センターラインを想定して設定された加工料よりも、大きな金額が必要になる可能性があります。プリーツスカートの場合の折り目加工料金は、事前に店員さんに確認しておくとトラブルを避けられます。

シロセット加工おすすめの利用方法

シロセット加工の持ちは、大体1シーズンから半年ほどです。制服の着用頻度や摩擦の大きさによって、持ちは左右します。

制服のスカートにシロセット加工を使う場合は、

  • 春休み・夏休みなどの長期休みにクリーニングでシロセット加工をしてもらう
  • 普段はスチームアイロンでお手入れする

やり方がおすすめです。

シロセット加工と自宅でのメンテナンスを併用することで、いつでもきれいなプリーツが維持できます。

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宅配クリーニングの教科書は「むささび式部」が担当しています。2018年にクートンに入社。若手社員として未経験ながら奮闘中。頑張りますので、ご指導よろしくお願いいたします。

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ありがとうございます。

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