デュベティカのダウンを洗わないと二度と着れなくなるかも、洗濯不可品でも洗えるクリーニング店を紹介
※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
デュベティカは、イタリア発のダウンブランドです。フランスの高級グレーグースを使用したダウンコートは温かく、デザイン性も高く評価されています。
高級ダウンとして人気を集めるデュベティカですが、洗濯もクリーニングもせずに管理する人がいます。
というのも、多くの高級ダウンはクリーニングが難しいです。生地やダウンの状態を保ち続けるために、かなり高度な技術が必要だからです。
ネットには、「クリーニングに失敗した」といった口コミがたくさんあります。シミができたり、型くずれしたりと、悔しい思いをした方がたくさんいるようです。
よって、それを見た人が「クリーニングで失敗するくらいなら、洗わずに着続けるぞ」と意気込むケースが多いのです。
しかし、どれだけていねいに扱っても、着用する以上汚れは付着します。付着した汚れを放置し続けると、二度と着られないほど致命的な劣化につながる可能性があります。
洗わない、ことを選ぶのではなく、失敗しないクリーニング店を選ぶのがとても重要なのです。
本記事では、デュベティカのダウンを洗わなかったときのリスク、おすすめのクリーニング店について解説します。
目次
デュベティカを洗わないとこうなる
デュベティカなど高級ダウンを洗わないと、大きなシミや変色の発生、虫食いによる穴などが発生する可能性があります。
洗わなかったことで発生するシミや変色は、あとからクリーニング店に持ち込んでも、元通りにならないことが多いです。
あとから発生する汚れは、付着してすぐの汚れと違ってとても頑固です。生地そのものが劣化しているので、専門技術を持つ人でも、太刀打ちできないのです。
見えない汚れのリスク
ダウンは、食べ物や飲み物をこぼしたりしない限り、目立つ汚れが付着することは少ないです。肌が直接触れる部分がとても少なく、汚れがつきにくいのです。
そのため、クリーニングをしなくても十分きれいな状態を保っていけると錯覚してしまいがちです。
しかし、実際には、見えない汚れがたくさん付着しています。この、「見えない」というのが厄介で、汚れに気づいたときにはもう手遅れになってしまうのです。
ダウンに付着する主な汚れは、「汗・皮脂」です。人は、真冬でも一日900ml近く汗をかきます。ダウンは直接肌に触れませんが、着用するたびに汗が少しずつ付着します。
たまりにたまった汗汚れが、あとからシミとなって浮き上がります。
この、あとから浮き上がるシミは、冬の着用シーズンが終わって、クローゼットで保管している間に起こりやすいです。そうなると、次の冬が来るまで、シミの存在に気づけません。
気づいたときには、シミがすっかり定着しており、クリーニング師さんでも落とせない汚れとなるのです。
なぜデュベティカを洗わない人がいるのか
デュベティカをはじめ、高級ダウンを洗わずに着続ける方の意見をまとめると、
- クリーニング不可となっている・洗濯表示がない
- クリーニングで失敗するのが怖い
の2つが多いです。
まず、クリーニング不可となっている・洗濯表示がない事例についてです。デュベティカの製品によっては、洗濯表示にクリーニング不可と記載されたものがあります。
以下の画像は、ドライクリーニングに関する洗濯表示をまとめたものです。
左側の3つは2016年以前に日本で使われていた洗濯表示です。右の5つは、2016年以降に新しく決められた洗濯表示です。
2016年以降に購入したデュベティカダウンには、右の洗濯表示がついています。
○印に✕がついたマークが表記されている場合、その製品はドライクリーニングができません。
このマークを見た人は、クリーニング店に持っていってはいけないと判断して、自分で手入れをしようとします。その結果、付着したままの汚れによるシミや虫食いなどのトラブルが発生するのです。
しかし、実はこの「ドライクリーニング不可」のマークがついていても、一切クリーニングができない訳ではありません。ドライクリーニングの技法が使えなくても、ほかの方法でクリーニングすることは可能です。
洗濯表示がない商品も同様です。海外製品だと、洗濯表示がなかったり、内容を解読できない場合があります。
一般的なクリーニング店では、洗濯表示がない商品や、クリーニング不可の表示がある商品は、持ち込んだ時点で断られます。
が、なかには、そういったクリーニングが難しい商品を専門に取り扱うクリーニング店もあります。
クリーニングの失敗が怖いと感じる方の多くは、ネットの口コミを見たり、親しい方から失敗の体験談を聞いています。
私自身、「クリーニングでダウンがテカテカになった」「シミが広がった」「以前はなかったシミができて返却された」などの口コミを目にしたことがあります。
しかし、そういった体験談を詳しくみてみると、近所のクリーニング店や、有名チェーンのクリーニング店に預けているケースがとても多いです。
つまり、普段一般衣類を中心にクリーニングしているお店に、高級ダウンを持ちこんでいるのです。
高級ダウンの取り扱い数が少ないお店は、専門技術を持つスタッフがいない可能性がとても高いです。普通のダウンと同じような洗い方をするので、品質が落ちるリスクがあります。
私は、高級ダウンのクリーニング失敗のほとんどは、お店選びの失敗だと考えています。
経験と技術があるクリーニング店を正しく選んで利用すれば、失敗するリスクはとても低いです。
洗濯表示がなかったり、クリーニング不可となっている高級ダウンでも、洗えるクリーニング店がある。
正しくお店を選びさえすれば、デュベティカダウンのクリーニングが失敗するリスクは低い。
リナビスは高級ダウンブランドの取り扱いがある
リナビスは、兵庫県に工場を持つ宅配クリーニング会社です。職歴40年を超えるクリーニング職人さんが多数在籍しており、一般衣類からブランド衣類まで、幅広いアイテムのクリーニングが可能です。
なかでも、高級ダウンの取り扱い数がとても多く、工場には毎日のように、ハイブランドのダウンコートが届いているそうです。
私も、リナビスのダウンクリーニングを利用した経験があります。そのときも、ダウンの型崩れや、シミの広がりは一切なかったです。
さらに、今まで利用していた有名チェーンクリーニング店と比べて、半額以下の値段でダウンを洗えたのも、とても嬉しかったです。
リナビスのサービスについて紹介します。
デュベティカの取扱数が多い
私がデュベティカのダウンのクリーニングとし、宅配クリーニングリナビスをおすすめするのには理由があります。
高級ダウンのクリーニング経験や技術が全く違うのです。
街角のクリーニング店にハイブランドダウンが持ち込まれることは、1シーズンに数回程度しかありません。
私が、前まで使っていたクリーニング店に「ハイブランドダウンはよく持ち込まれますか?」と聞いたところ、「今年は見ていない」と返事があったくらいです。
ところが、全国から衣類が集まる宅配クリーニングでは、職人さんは毎日のように高級ダウンの洗浄を行います。経験してきた場数が違うのです。
実際、リナビスではデュベティカのダウンコートを多数取り扱ってきました。
リナビスの職人さんのブログによると、デュベティカは、リナビスに持ち込まれるダウンブランド第4位なんだそうです。(1位はモンクレール、2位はカナダグース、3位はタトラスです。)
ブログの中では、
4位はデュベティカです。
高級ダウンの中では1番薄手な印象があります。
あまり分厚い物を着たくないタイプの僕はデュベティカが1番欲しいブランドです。
でもタトラス同様生地が繊細なので、クリーニングは注意が必要な品物です!
との記述があります。デュベティカは、高級ダウンブランドのなかでも、生地が薄くて繊細です。よって、特に経験のある職人さんにお任せする必要があるのです。
リナビスのクリーニングの特徴
私自身、リナビスのサービスに魅入られたファンの1人です。そんな私が思うリナビスのよい所は、
- クリーニング技術が高い
- シミ抜き・修理が無料
- 料金が安い
の3点です。
それぞれのメリットをまとめました。
高いクリーニング技術
リナビスのクリーニング技術は、今まで私が利用してきたお店の中でもトップレベルだと思います。
以前ダウンコートのクリーニングをお願いしたときも、一切のトラブルなく、きれいになって返却されました。
私は、これまで利用したクリーニングで、衣類から石油っぽい匂いがついた状態で返却されたことがあります。
しばらく干しても消えなくて、早く着たいコートだったのに、着れませんでした。
この石油っぽいにおいは、溶剤と呼ばれるドライクリーニング用の洗浄液のにおいです。溶剤は、石油とよく似た成分でできています。
最初は無臭なのですが、クリーニングを繰り返すうちに、衣類の汚れを吸い込み、石油臭を放ちます。つまり、クリーニングから戻ってきた衣類が石油臭いなら、そのお店は汚れた溶剤で衣類を洗っているのです。
リナビスでは、溶剤の汚れに細心の注意を払うので、においがうつることはありません。実際、私が利用したときも、石油臭い衣類は1つもありませんでした。
また、工場についた衣類1つ1つを、検品専門のスタッフがしっかりと確認します。衣類の素材、状態、汚れなどを全てチェックして、一番よい洗い方を見つけます。
リナビスのスタッフには、40年以上クリーニングに関わってきた人が多数おり、その技術や経験はとてもハイレベルです。
シミ抜き・修理が無料
シミ抜き・修理が無料なのも、リナビスのメリットです。リナビスでは、全ての衣類クリーニングに、
- 無料シミ抜き
- 無料修理
- 無料毛玉取り
- 無料保管サービス
がついています。私も、無料のシミ抜き・修理・保管サービスを利用したことがあります。
以下の画像は、私がウールコートをクリーニングしたときのものです。
黄色いタグに、襟元のシミ抜きを行ったと記載されています。実は、このシミ、私はシミ抜きしてくれとは頼んでいません。というよりも、シミがついていたのにさえ気づいていませんでした。
リナビスのスタッフさんが、検品の段階でシミに気づき、無料でシミ抜き処置を行ったのです。
下の画像は、シミ抜きが終わったあとのコートの襟元です。
場所を見るに、おそらくファンデーションがついていたのだと思います。が、処理後のコートを見ると、どこにシミがあったのかわからないくらいきれいです。
また、無料修理もとてもありがたいサービスです。1つ目のコートの画像には、黄色いシミ抜きタグの横に、細長く白いタグもついています。
このタグには、「左の一番上のボタンをつけなおした」ことが記載されています。このボタンは、糸が緩んで取れかけていたものです。
検品の段階で、スタッフが糸のゆるみに気づき、修理をしたのです。リナビスでは、取れかけたボタンやほつれを見つけると、修理を行います。
長く着続けたい、高級ダウンのクリーニングに向いていると思います。
他店よりも安く高級ダウンを洗える
リナビスは、他のクリーニング店よりも、安くデュベティカのダウンを洗えます。
クリーニング有名チェーン白洋舎の場合、高級ダウンをクリーニングすると、1着あたり8,030円(税込・高級ブランド料金)かかります。
しかし、リナビスでは、白洋舎の半額以下でクリーニングが可能です。私がダウンをクリーニングしたときは、1,705円(税込)でした。4分の1以下の価格でダウンをクリーニングできたのです。
この安さの理由は、
- 高級ブランド料金がない
- コース料金で1点あたりの価格が安い
の2つです。
リナビスには、高級ブランド料金はありません。ユニクロのウルトラライトダウンでも、デュベティカの高級ダウンでも、同じ料金でクリーニング可能です。
かといって、ハイブランド品を、一般衣類と同じような洗い方をするわけではありません。それぞれの衣類の特徴に合わせて、微妙に洗い方を変えるので、生地が傷んだり型崩れしたりする心配はありません。
また、コース料金制なので、1点あたりの料金が安くなります。コース料金とは、○点○○円と料金を設定する制度です。リナビスには、3点、5点、10点、20点コースがあります。
それぞれの料金を以下にまとめました。
点数 | コース料金 | 1点あたりの料金 |
---|---|---|
3点 | 5,412円 | 1,804円 |
5点 | 8,525円 | 1,705円 |
10点 | 11,770円 | 1,177円 |
20点 | 20,460円 | 1,023円 |
(税込価格)
コース料金制のメリットとして、どんな衣類を持ち込んでも料金が一定になる点があります。Tシャツ5枚でも、ダウンコート5枚でも同じ料金なのです。一般に、単価が高いとされる、ダウンコートをたくさん預けるほど、お得になる仕組みです。
私は、5点コースを利用したので、ダウンコート1点あたり1,705円(税込)でした。他店と比べてかなり安かったうえに、ていねいなクリーニング処理がされていたので、とても満足しています。
コース料金制のクリーニングは、たくさんの衣類を預けるほど料金が安くなります。リナビスの場合、20点コースが1点あたり1,023円となり、最も安いです。
しかし、ダウンコートをクリーニングする場合は、20点コースはあまりおすすめできません。
リナビスに衣類を預けるには、専用のバッグに衣類をつめる必要があります。そして、そのバッグは、どのコースを選んでも大きさが一緒なのです。
バッグはそれなりに大きいですが、私がロングコートを5点つめたとき、大体半分うまりました。20点つめるのはかなり大変だと思います。
ダウンコートと一般衣類を組み合わせたとしても10点コースが限界ではないかと思います。
私がリナビスの専用バッグにコートをつめたときの写真は、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
デュベティカのダウンには、洗濯表示がなかったり、クリーニング不可と記載されたものがあります。さらには、ネットにクリーニング失敗談がたくさん報告されているため、クリーニングに出すのが怖いと感じる方がたくさんいます。
しかし、洗わずに着続けるのは、避けた方がよいです。汚れがシミとなって浮き出て、二度と着れないほど劣化する可能性があります。
デュベティカのダウンを洗わずに劣化させるのではなく、洗濯不可品でも洗えるクリーニング店を探すのがおすすめです。
なかでもリナビスは、年間を通してデュベティカダウンのクリーニングを行っており、実力があります。
ほかのお店と比べて安い値段でクリーニング可能なので、とてもおすすめです。