ニット帽はクリーニングにだした方が良い?おすすめの頻度や自宅での洗濯方法
※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
最近ニット帽が、冬に限らず一年を通しておしゃれアイテムとして使われています。温かくて柔らかいので、ニット帽を複数持っておしゃれを楽しんでいる人も多いかと思います。
ニット帽を普段使いしていると気になるのが、お手入れ方法です。ニット帽は見た目以上に汚れているので、定期的なお手入れが必要です。
目次
ニット帽にクリーニングは必要
頭にかぶるニット帽は、常に汗や皮脂にさらされています。洗わずにずっと放置していると、ニット帽に付着した汗や皮脂をエサに雑菌が増殖します。
雑菌がついた状態の帽子をかぶるのは、髪や頭皮、おでこに菌をなすりつけているのと同じことです。放置された雑菌は、嫌なにおいの原因ともなります。
ニット帽の素材はウールやアクリルなど縮みやすい素材で作られていることが多いので、自宅で洗うよりもクリーニングを利用した方が縮まず確実にキレイになります。
ただし、優しく手洗いすることで、自宅でもニット帽を洗うことができます。
ニット帽をクリーニングするペース
ニット帽をクリーニングに出す間隔は、着用回数によって変わります。
毎日同じものをかぶる場合は月に1度、いくつかのものをローテーションして着用する場合でも1シーズンに一度はクリーニングすることがおすすめです。
クリーニングだけでなく、自宅での手洗いを並行して行い、シーズンに1度のクリーニングと定期的な手洗いを行うのもおすすめです。
10回以上着用したな、大分汗をかいたな、と感じたときにこまめに洗っておくことが重要です。
クリーニングを利用するべき2つのタイミング
ニット帽のクリーニングに関しては、特に以下の場合には十分注意が必要です。
- 汚れ・においが気になるとき
- シーズンが終わって収納するとき
これらの場合は、必ずクリーニングを利用することをおすすめします。汚れ・においが発生している場合は、すでに菌がたくさん繁殖しています。家庭でのクリーニングでは、十分に除去できない場合があります。
ニットについた汚れやにおいを取り除くためには、クリーニング店で提供されている汗抜きクリーニングがおすすめです。
汗抜きクリーニングとは、お店によって、ウェットクリーニングやWクリーニングと呼ばれています。水洗いできない衣類を、特別な方法で水洗いするコースのことを指します。
ニット帽についた汚れやにおいは、通常のドライクリーニングでは落としきれない場合があります。汚れ・においは水溶性なので、水につけると溶け出していきます。
水洗いすることが、汚れ・においを一番確実に取り除く方法なのです。しかし、ドライクリーニングはその名前の通り一切水を使いません。
溶剤、というドライクリーニング専用の洗剤を使って衣類を洗います。溶剤には、汚れ・におい成分は溶け出さないので、洗い上がった後もにおいが残ってしまう可能性があります。
大切なニット帽を台無しにしてしまう前に汗抜きクリーニングをすることをおすすめします。
あわせて読みたい:
汗抜き加工を使ってドライクリーニングでも取れないスーツのにおいを取る方法
また、衣替えなどで、ニット帽を収納する前にもクリーニングを利用することをおすすめします。収納前にきちんと汚れを落としておかないと、虫食いの被害に合う可能性があります。
ニット帽についた皮脂や汗の成分は、衣類を食べる虫にとってとても大事なエサとなります。特に、ウールやカシミヤ、ラビットなどの動物繊維で作られたニット帽は要注意です。
動物繊維には、豊富なタンパク質が含まれています。タンパク質は虫にとって重要な栄養素となるため、他の衣類よりも先に狙われてしまいます。
長期間ニット帽を収納する場合は、事前に汚れを落とすことが重要です。また、汚れを落としたあとも、防虫剤や除湿剤を一緒に入れておくなど十分な対策が必要です。
あわせて読みたい:
服の防虫対策、収納前にクリーニングに出さないと大変?簡単な方法と手作り防虫剤も
ニット帽が洗える宅配クリーニング
ニット帽をクリーニングしたいが、クリーニング店に行く時間がない、あるいはニット帽を洗ってくれるお店が近くにない、などの場合は宅配クリーニングの利用がおすすめです。
宅配クリーニングとは、宅配業者が荷物の引取・お届けをしてくれるクリーニングサービスです。
- コンビニから発送すれば24時間利用できる
- 重い衣類を持ち運ばなくて良い
- 全国どこからでも利用できる
などのメリットがあり、多くの人に利用されています。
たくさんある宅配クリーニングの中でも、ニット帽を取り扱っているリネットについて説明します。
リネットなら、ニット帽クリーニングが1,370円
リネットは、宅配クリーニング業界最大手です。全国に30万人以上の会員がいて、常に新しいサービスを展開しています。
リネットの特徴として、
- 価格が安い
- アプリなどから簡単に使える
があげられます。リネットは価格が安く、街にあるクリーニング店と変わらない値段でクリーニングしてもらえます。また、公式スマホアプリを配信していたり、ホームページも見やすかったりと利用しやすくなっています。
便利に注文ができて使いやすい点から、宅配クリーニングを初めて使う方にもおすすめです。
リネットのニット帽のクリーニング料金は、1点1,370円+税です。
リネットには、年会費4,680円+税、あるいは月額390円+税を支払うことで入会できるプレミアム会員制度があります。
プレミアム会員になると、
- 無料でシミ抜き・毛玉取りがついてくる
- 最短翌日に届けてくれる
- 早朝・深夜に1時間幅で時間指定できる
- 3,000円以上利用で送料無料
などのサービスがついてきます。とても人気が高く、初めてリネットを利用する方の85%がプレミアム会員に登録するそうです。
ニット帽だけに限らず、宅配クリーニングを使って日々の衣類のお手入れをしたい方におすすめです。
あわせて読みたい:
宅配クリーニング初心者なら一度は使いたい! 安くて便利なリネットの魅力
自宅でニット帽のケアをする方法
ニット帽をこまめにクリーニングにだすのが難しい場合は、最新の注意を払えば自宅でも洗濯をすることができます。また、着用後の正しいお手入れで汚れを防ぎ、長く使い続けることもできます。
自宅でできるニット帽のお手入れ方法について説明します。
ニット帽を自宅で洗う方法
ニット帽を自宅で洗う場合に確認してほしいのが、洗濯表示です。もし、洗濯表示に家庭での洗濯不可の表示がある場合は、どんなに注意しながら洗濯しても、縮んだり型くずれしてしまう可能性が高いです。
必ず事前に洗濯表示を確認してください。
あわせて読みたい:
新洗濯表示マークの解説。手洗い・ドライマークの見分け方や、便利なアプリも紹介
ニット帽を自宅で洗うときは、洗濯機ではなく手洗いします。ニット生地は水分に弱く、水に触れると表面にあるキューティクルのようなものがひらいてしまいます。
人間の髪が濡れると傷みやすくなるのと同じイメージです。髪が濡れた状態で、ゴシゴシ擦ると傷んだり絡まったりしてしまいます。洗濯機でニットを洗うと、洗濯槽の中で他の衣類と擦り合わされ、髪と同じように絡まってしまいます。
繊維同士が絡まったまま乾いてしまうことで、編み目がきつくなり、縮んでしまうのです。洗濯機は特に摩擦が大きくなるので、ニット類を洗うときには避けたほうが良いです。
あわせて読みたい:
衣類が縮む原因と対策とは?自宅でできる縮んだニットの戻し方も解説
手洗いをするときは、おしゃれ着用中性洗剤を使うとダメージをおさえつつ洗うことができます。
ニット帽を手洗いする手順は、
- 30度前後のぬるま湯に中性洗剤を入れる
- ニット帽を入れて10回~20回押し洗いをする
- ぬるま湯を入れ替えて、すすぐ
- 洗濯機で10秒程脱水する
- 形を整えて干す
手洗いをするときは、ぬるま湯を使います。熱すぎないお湯を使うことで、汚れ落ちが良くなります。洗濯液にニット帽を入れたら、20回ほど押し洗いをします。
押し洗いでは、生地をこすり合わせたりせず、帽子を浮かせたり沈めたりを優しく繰り返します。
その後、ぬるま湯を入れ替えてからもう一度押し洗いをして、繊維の中に入った洗剤成分をすすいでいきます。何度か繰り返し、お湯がにごらなくなったらすすぎは完了です。
すすぎが終わったら軽く絞り、洗濯機で10秒程度脱水します。そのあとは形を整えてから風通しの良い場所で干します。
汚れているニット帽を洗うときは、ゴシゴシと擦ってしまいたくなりますが、摩擦は繊維にとっては大敵です。押し洗いだけでも十分汚れは溶け出すので、優しく洗ってください。
ブラッシングと乾燥だけでも十分お手入れできる
洗わなくても、着用後に適切なケアをしていれば、汚れの付着を防ぎ、長く使い続けることができます。
そのためには、自宅で
- ブラッシング
- 乾燥
を徹底することが重要です。
まず、帰宅したらニット帽をかるくブラッシングします。ブラシをかけるだけでも表面についたホコリを払うことができます。
あまり強くブラッシングすると、摩擦や静電気で毛玉ができてしまうので注意してください。
ブラシは、衣類用のものがおすすめです。特に、豚毛や猪毛などの獣毛製は、ニット帽に負担を掛けることなくブラッシングできます。
上から下に数回撫でるようにブラシをかけてください。
ブラッシングが終わったら、風通しの良い場所で陰干しします。しっかり乾燥させることで、汗などの水分を飛ばすことができます。
水分が残ったままだと、雑菌が増えやすくなります。内側もしっかり乾くように広げた状態で乾かしておくことがおすすめです。
あわせて読みたい:
カシミヤはクリーニングが必要?頻度はどれくらいがおすすめ?家庭での洗濯方法も